レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/08/30
- 登録日時
- 2023/11/22 00:30
- 更新日時
- 2023/11/22 00:30
- 管理番号
- 6001062256
- 質問
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解決
クラゲとサンゴは仲間なのか知りたい。
- 回答
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クシクラゲなど一部を除く、一般的なクラゲとサンゴはどちらも「刺胞動物」で、仲間と考えられる。
次の資料に記載があった。
・『クラゲの不思議:全身が脳になる?謎の浮遊生命体』(三宅裕志/著 誠文堂新光社 2014.12)
p.9-10「皆さんが『クラゲ』とよんでいる生物は、実を言うと大きく2つに分かれています。1つは『刺胞動物』と言われるもので、その名のとおり『指す細胞』である『刺胞』をもち、これでエサを捕まえます。イソギンチャクやサンゴも同じ刺胞動物の仲間です。もう1つは『有櫛動物(ゆうしつどうぶつ)』と言われるもので、一般には『クシクラゲ』とよばれる仲間です。これらは刺胞は持っていませんが、粘着質の『膠胞』と呼ばれる細胞を持っていて、それでエサを捕まえます。」
・『サンゴとサンゴ礁のビジュアルサイエンス:美しい海に生きるサンゴの不思議な生態を探る』(中村庸夫/著 誠文堂新光社 2012.7)
p.48「サンゴには樹木のように枝分かれする種類もあります、また『サンゴ虫』とも呼ばれる『ポリプ』が開いた花のようにも見えたため、昔は植物だと思われていました。しかし、サンゴはイソギンチャクやクラゲなどと同じ仲間で、『刺胞動物』と呼ばれる毒の針を持つ動物です。」
・『サンゴ:知られざる世界』(山城秀之/著 成山堂書店 2016.9)
p.2「Q.1 サンゴって何? answer動き回らないので植物と思われていることもあるサンゴですが、イソギンチャクやクラゲに近い『刺胞動物』です。」
[事例作成日:2023年8月30日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 無脊椎動物 (483 10版)
- 参考資料
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- クラゲの不思議 三宅/裕志‖著 誠文堂新光社 2014.12 (9-10)
- サンゴとサンゴ礁のビジュアルサイエンス 中村/庸夫∥著 誠文堂新光社 2012.7 (48)
- サンゴ 山城/秀之‖著 成山堂書店 2016.9 (2)
- キーワード
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- クラゲ(クラゲ)
- サンゴ(サンゴ)
- 刺胞動物(しほうどうぶつ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000341321