レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2022/12/14 14:45
- 更新日時
- 2023/01/12 15:17
- 管理番号
- 2022-12.6
- 質問
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解決
「四の五の言うな」という表現は、誰がいつ頃使ったものか。また、なぜ五と六ではなく、四と五になったのか。
- 回答
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・『暮らしのことば新語源辞典』
「四の五のいう」より、江戸中期頃現れた表現との記述あり。
国会デジタルコレクションから
・『俚言集覧 中』より、
博徒より出でたるなるへしとの記述あり。
・『ちょっと古風な日本語辞典』
「四の五の言わず」より、
・江戸時代からの用例が多く、井原西鶴の『好色一代女』にも見られる。
・理由ははっきりしないが、恐らく音数率と関係があり、一音節で呼ぶ数が連続するのが「四・五」のところだけであることによるのではなかろうかとの考察あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 語源.意味[語義] (812)
- 辞典 (813)
- 参考資料
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山口佳紀 編 , 山口, 佳紀, 1940-. 暮らしのことば新語源辞典. 講談社, 2008.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000009898623-00 , ISBN 9784062653404 -
東郷吉男 著 , 東郷, 吉男, 1932-2015. ちょっと古風な日本語辞典. 東京堂出版, 1997.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002634847-00 , ISBN 4490104677
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山口佳紀 編 , 山口, 佳紀, 1940-. 暮らしのことば新語源辞典. 講談社, 2008.
- キーワード
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- 語源
- 俚言集覧
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000325740