レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/10/18
- 登録日時
- 2020/12/12 00:30
- 更新日時
- 2020/12/12 00:30
- 管理番号
- 6001046894
- 質問
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解決
修正液を発明した人物の名前が知りたい。
- 回答
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修正液は1951年にアメリカのベティ・ネスミス・グラハムという女性が発明しました。
以下の資料に記述がありました。
<図書>
・『文房具語辞典:文房具にまつわる言葉をイラストと豆知識でカリカリと読み解く』(高畑正幸/著 誠文堂新光社 2020.1)
p.84 修正液
「1951年にアメリカのベティ・ネスミス・グラハムが、タイプライターの誤字を修正する目的で考案、1956年に「ミステイクアウト」(後に「リキッドペーパー」)として販売したのが最初。」
・『身近なモノの履歴書を知る事典:「モノづくり」誕生物語』(日刊工業新聞社MOOK編集部/編 日刊工業新聞社 2002.11)
p.193「修正液は、1951年にアメリカで登場した。テキサス銀行の頭取秘書だったベティ・ネスミス女史が、タイプライターの打ち間違いを修正する苦労から解放されたいとの思いから、当時画家たちが使っていた修正液にヒントを得て、マニュキアびんで自分で調合したタイプ用修正液を考案、これに「Mistake out」と命名した。そして同じ悩みを抱えていたタイピストたちに活用され始めると、彼女は1956年にミステイクアウト社を設立。商品名を「リキッドペーパー」と変えて売り出し、わが国にも1977年には輸入された。」
・『最高に楽しい文房具の歴史雑学』(ジェームズ・ウォード/著 エクスナレッジ 2015.11)
p.173-177にベティ・ネスミス・グラハムという女性が修正液を発明、発売するまでの経緯が紹介されています。テキサスの銀行で働いていた彼女は、クリスマスの日に絵描きが書き間違えた文字を上から塗り直しているのを見たことをきっかけに、修正液を思いついたという説明があります。
[事例作成日:2020年10月18日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- その他の雑工業 (589 10版)
- 参考資料
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- 文房具語辞典 高畑/正幸‖著 誠文堂新光社 2020.1 (84)
- 身近なモノの履歴書を知る事典 日刊工業新聞社MOOK編集部∥編 日刊工業新聞社 2002.11 (193)
- 最高に楽しい文房具の歴史雑学 ジェームズ・ウォード‖著 エクスナレッジ 2015.11 (173-177)
- キーワード
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- 修正液(シュウセイエキ)
- 文房具(ブンボウグ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物・団体
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000290576