レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年10月06日
- 登録日時
- 2022/02/20 17:42
- 更新日時
- 2022/02/20 17:42
- 管理番号
- 9000032856
- 質問
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解決
山梨県北巨摩郡旭村(1889(明治22)年~1944(昭和19)年)の村名の由来について知りたい。
- 回答
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『北巨摩郡誌』には「其村名の起りは朝日に早く浴するを以て名づけしと云ふ」とあり、朝日の恵みをどこよりも早く受ける地域ということにちなんでいる。
- 回答プロセス
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1.地名辞典を調査
・『角川日本地名大辞典 19 山梨県』(「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1984年)→p.89「旭村」の項に「地名の由来は、南東傾斜地という地形上、朝日の恵みをどこよりも早くうける地域ということにちなむ」とあり。参考資料に『北巨摩郡誌』。
・『日本歴史地名大系 19 山梨県の地名』(平凡社 1995年)〈資料番号0102996956〉→pp.630-632旭村の村名の由来については記載なし。
2.郡誌・市町村等を確認
・自館業務システムで「旭村」を検索するが未ヒット。
・『北巨摩郡誌』(山梨教育会/著 名著出版 1976年)→p.389「村沿革」の項に「(上條北割中割南割の)この三村は明治八年合併して旭村となりしなり其村名の起りは朝日に早く浴するを以て名づけしと云ふ。」とあり。
・『韮崎市誌 上巻』(韮崎市誌編纂専門委員会/編 韮崎市 1978年)〈資料番号0101910537〉→p.489近代の「村の合併」の節には各村の詳細については記載なし。
・『山梨県市郡村誌 中巨摩郡下・北巨摩郡』(島崎博則/編 歴史図書社 1977年)〈資料番号0101942399〉→北巨摩郡誌pp.90-100「旭村誌」には村名の由来についての記述なし。
3.山梨県の地名に関する資料を確認するが、村名の由来に関する記述はなし。
・『ふるさと地名考:知っておきたいふるさとの地名』(志摩阿木夫/監修 テレビ山梨 1998年)〈資料番号0103541835〉→p.199「旧旭村は明治八年に上条北割、同じく中割、南割の三ヵ村が合併した村で、それぞれの割は地域を北、中、南と区分した地名である」
・『山梨の地名』(NHK甲府放送局/編 山梨日日新聞社 1982年)〈資料番号0101219046〉
・『山梨「地理・地名・地図」の謎:意外と知らない山梨県の歴史を読み解く!(じっぴコンパクト新書)』(平山優/監修 実業之日本社 2015年)〈資料番号0106489586〉
・『地形と地名の愉しみ方:地形の特徴から山梨県と全国各地の地名を見直す』(輿水秀人/著 まんどりやま出版 2017年)〈資料番号0106765316〉
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本 (291 10版)
- 参考資料
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「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編纂. 角川日本地名大辞典 19 (山梨県). 角川書店, 1984.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001702536-00 , ISBN 4040011902 (p.89) -
山梨教育会北巨摩支会 編 , 山梨教育会. 北巨摩郡誌. 名著出版, 1976.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001221395-00 (p.389)
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「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編纂. 角川日本地名大辞典 19 (山梨県). 角川書店, 1984.
- キーワード
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- 旭村
- 韮崎市
- 地名
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土 地名
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000312291