レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011年11月04日
- 登録日時
- 2011/12/27 19:25
- 更新日時
- 2011/12/27 19:25
- 管理番号
- 20111110/843
- 質問
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解決
大慶寺という寺が松任市にあったはずだが、今見つからない。廃寺になったかどうかを確認したい。
- 回答
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(1)『石川県の地名 日本歴史地名大系 17』平凡社 1991.9(K290.3/309)p123中段に「同(文明)十八年・・・京都東福寺巣松軒の僧で石川郡大慶寺(現松任市)住持であった祖舜蔵主が・・・」という記述があり、中世には存在していたことが確認される。
(2)『川は語らず大慶寺物語り』森田昌子著 北国新聞社出版局 1997.1(K223/1001)は大慶寺川と暮らしの関わりを書いたエッセイであるが、p11に、「大慶寺という名の寺がこの土地にあったのだろうか。そうだとすればどこだろう。もしかしたら寺はこの地に無いが、大慶寺という寺の荘園だったのではないだろうか。そうした疑問をもってから、身辺の郷土資料を探ったり、資料館を訪ねたりした。だが全く手掛かりが見つからなかった。思い切って歴史の先生や研究家を訪ね・・・」とあるが、最終的には「大慶寺」という名の寺については言及していない。
(3)『加能郷土辞彙』『加越能寺社由来』『松任町史』『石川県石川郡誌』『加賀廃寺考』にも「大慶寺」は見えないので、所在地等は伝えられていないようである。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 各宗 (188 9版)
- 参考資料
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- 『石川県の地名 日本歴史地名大系 17』平凡社 1991.9 (K290.3/309)
- 『川は語らず大慶寺物語り』森田昌子著 北国新聞社出版局 1997.1 (K223/1001)
- キーワード
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- 大慶寺
- 松任市
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000099045