レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/11/02
- 登録日時
- 2019/11/03 00:30
- 更新日時
- 2019/11/03 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-190002
- 質問
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解決
根岸村端郷渡波町裏町屋敷の位置が分かる資料,江戸期から大正期に裏町に住んでいた人の名前が掲載されている資料を探している。
- 回答
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以下の資料を御案内します。なお,根岸村端郷渡波町裏町屋敷の地域を特定できる地図及び絵図は見当たりませんでした。
資料1 『角川日本地名大辞典 4 宮城県』角川書店, 1979【K290.3/ニ2】
資料2 『石巻の歴史 第3巻』石巻市, 1988【K253.3/イ1-2/3】
※旧小字名「裏町」に対応する現在の地名が記載されています。
資料1 p.608「わたのはちょう 渡波町1~3丁目 〒986-21 〔成立〕 昭和42年4月1日 〔直前〕 渡波字下伊勢谷地・念仏壇・本町・裏町・中町・肴町の一部(後略)」
資料2 「地名編」-「第二章 石巻の大字・小字」-「第二節 小字一覧」-「5 新住居表示(新町名)と旧小字名」
p.855の表に,「大字名 渡波」-「旧小字名 裏町」に対応する新地名として,「渡波町二丁目」「渡波町三丁目」「幸町」「大宮町」の名が見られます。
資料3 『渡波町史』渡波町公民館, 1959【K253.3/ワ1】
※「上裏町」に関する記述がありました。
pp.110-111「町の歴史のあらすじ」-「町制施行」-「町制施行と行政区画」の項
p.110「明治二十二年四月を以て愈町村制の実施となり,これまでの根岸村外三ヶ村の連合が解けて,旧根岸村・祝田浜・佐須浜を以て構成する新らしい渡波町が誕生した。(中略)当時の区を表示すれば左の通りである。
渡波町 大字 根岸(中略)(渡波)―大宮町・南町・中町・肴町・本町・新町・新田町・上裏町・下裏町(後略)」
資料4 『宮城県史 第26巻』宮城県史刊行会,1987【K201/ミ1-2/26】
※江戸期の地誌です。「裏町」及び「裏町屋敷」の名が見られましたので,参考までに御案内します。
pp.281-287「牡鹿郡陸方根岸村端郷渡波町風土記御用書出」※人名の記載があります。
pp.290-295「牡鹿郡陸方根岸村端郷渡波町代數有之御百姓書出」※人名の記載があります。
pp.295-296「牡鹿郡陸方根岸村端郷渡波町宮殿寺書出」
pp.296-297「牡鹿郡陸方根岸村端郷渡波町常樂院書出」
また,明治期の絵図については宮城県公文書館で所蔵しているようです。
公文書館資料1 「牡鹿郡根岸村地引絵図」(配架番号:V-1147)
資料の詳細や,利用方法については,公文書館に直接お問合せください。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 地理.地誌.紀行 (290 9版)
- 参考資料
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- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編. 角川日本地名大辞典 4 宮城県. 角川書店, 1979【K290.3/ニ2/イ】:
- 石巻市史編さん委員会/編. 石巻の歴史 第3巻. 石巻市, 1988.3【K253.3/イ1-2/3】:
- 渡波町史編纂委員会/編. 渡波町史. 渡波町公民館, 1959【K253.3/ワ1】:
- 宮城県史編纂委員会/編. 宮城県史 第26巻. 宮城県史刊行会, 1987【K201/ミ1-2/26】:
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000263628