レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/03/31
- 登録日時
- 2011/08/26 02:00
- 更新日時
- 2011/10/28 16:54
- 管理番号
- 福参-0596
- 質問
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解決
ロマン・ロランが再婚したロシア人マリーという人の、再婚時の年齢が知りたい。
- 回答
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ロマン・ロラン(1866-1944)はフランスの文学者で、『ロマン・ロラン 写真集』(みすず書房 1966)の年表によると秘書のマリー・クーダチェヴァとの再婚は1934年。
マリー・クーダチェヴァではWHOPLUS(2011.05.05確認)他、人物事典には掲載なし。
『ロマン・ロラン全集 月報』43(最終号)(福岡県立図書館 1987)の中に、「本年(1985年)4月27日、ロマン・ロラン夫人が死去されました。夫人はロシア生まれ、・・・・・・・・90歳。」との記載あり。
逆算すると、再婚時の1934年は39歳であると分かる。
1934年(再婚時) 39歳 逆算により
1985年 90歳 『ロマン・ロラン全集 月報』
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 作品集 (958 8版)
- 参考資料
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- 1 ロマン・ロラン全集 月報 ロマン・ロラン∥著 みすず書房∥[編] 福岡県立図書館 [1987] 958//S36
- 2 ロマン・ロラン 写真集 ロマン・ロラン全集編集部?編集 みすず書房 1966 950/28/26
- キーワード
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- ロマン・ロラン
- 再婚
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- ,「ロマン・ロラン研究所」というHPの中で『「日本・ロマン・ロラン友の会」と財団法人ロマン・ロラン研究所 60年のあゆみ』が閲覧できる。そのP89に、新聞と思われる切り抜き記事が載せてあり、「世界的文豪ロマン・ロランの未亡人マリさん(73)」(日本でのロマン展のために来日)とある。記事中には年月日は明記されていないが、同資料でロマン展は1986年の8月から9月にかけて読売新聞の主催で開催されたという記述がある。1986年時点が73歳なので、前述の1934年の39歳とも合致する。ロマン展についてはヨミダスデータベースを検索する。ロマン展のために来日した夫人の写真や記事はあるが、年齢の記載なし。他の新聞DBでは同種の記事はなし。
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000090392