レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年11月12日
- 登録日時
- 2018/12/03 11:01
- 更新日時
- 2019/11/07 11:29
- 管理番号
- 宮城県白石高-2018-04
- 質問
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明日(あす,あした)の次は明後日(あさって)。その次は何と言うのか。
- 回答
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「明明後日(しあさって)」あるいは「弥の明後日(やのあさって)」など。
また,地方によっては明明後日(しあさって)を4日後とし,
弥の明後日(やのあさって)を3日後にしているところもあります。
さらには,明後日(あさって)の翌日を三明後日(さあさって)
としていることからその翌日を四明後日(しあさって)と記述する地方もあります。
地方によって違う,というのはこの言葉以外にも多くあります。
いろいろな表現を知っておくと良いと思います。
- 回答プロセス
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本校資料ではどう表記するのか,その理由も含めて判明せず,県内図書館資料の中から
必要な部分をピックアップすることにしました。
調査資料1のp33-39に「しあさって」と「やのあさって」の項があり,
明後日の翌日を明明後日(しあさって)とする地域(主に西日本)と同翌々日を明明後日(しあさって)
とする地域があることがわかります。
調査資料2のp433には時の移ろいの中の「日」の項があり,
明後日の次の日をあらわす言葉として,明明後日(みょうみょうごにち)
明明後日(しあさって),弥の明後日(やのあさって)と書かれています。
また,調査資料3はコトバンクで弥の明後日を検索した結果です。
参考資料として提示します。
- 事前調査事項
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家族で旅行に行った際に,いろんな呼び方を聴いて少し混乱した。
- NDC
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- 辞典 (813 10版)
- 参考資料
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- 調査資料1 日本の方言地図 徳川宗賢 中央公論社 1979
- 調査資料2 日本語使いさばき辞典 改訂増補版 現代言語研究会 あすとろ出版 2006
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調査資料3 コトバンク 検索ワード「弥の明後日」 (最終アクセス日:2019/11/7)
https://kotobank.jp/word/%E5%BC%A5%E3%81%AE%E6%98%8E%E5%BE%8C%E6%97%A5-648884
- キーワード
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- 方言
- 言語地図
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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図書委員との立ち話から発生したレファレンス。
あらゆる日本語表現に疑問を呈することは
恥ずかしいことではなく,むしろ新たな知見を
得られるチャンスであることがわかった事例。
- 調査種別
- その他
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000246860