レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/12/22
- 登録日時
- 2023/04/01 00:31
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M22122217138659
- 質問
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小鼓は、どのように音色を打ち分けているのか知りたい。また、人が小鼓を構えている写真も見たい。
- 回答
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①『日本の楽器1』の第3章「小鼓、大鼓の構えと打ち方」には、「小鼓の音を変えるとき」として、「左手で調べの握り方を変えることで、皮のはり具合を調節し、音の種類を打ち分けることができる。」と説明されている。また、打ち方と構え方が、連続したカラー写真で紹介されている。付属のCDで音を聴ける。
②『楽器ビジュアル図鑑5』の「小鼓」の項目には、小鼓の音色の打ち分けについて、「左手でにぎっている調べ緒をしめたりゆるめたりし、さらに打つ指や指の部分をかえることで、数種類の音色を打ちわける事ができます」と説明されている。調べ緒についての説明もあり、写真で位置も表示されている。また、構え方について、カラー写真で紹介されている。
③『実践「和楽器」入門』の第1部の「2.能楽の楽器」には「(2)小鼓」の項があり、小鼓の演奏の際には「調べ」と呼ばれる紐を強く握ったり弱めたりすることで、音のニュアンスをコントロールしており、また右手の持ち方で音量や音色の変化をつけていることが説明されている。
④『13人の奏者が明かす「和」の管楽器・打楽器の世界』の「和の打楽器・たいこシリーズ①(後篇)」に「邦楽囃子(後篇)」として小鼓の組み立て方が紹介されている。音のコントロールについての記述はないが、小鼓を打つ姿の写真が掲載されている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 邦楽 (768 9版)
- 参考資料
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①高橋秀雄『日本の楽器1』 小峰書店,2002,47p. 参照はp.30-31.
②国立音楽大学『楽器ビジュアル図鑑5』 ポプラ社,2018,47p. 参照はp.19.
③音楽文化創造伝統音楽委員会『実践「和楽器」入門』 トーオン,2001,96p. 参照はp.16.
④竹内明彦『13人の奏者が明かす「和」の管楽器・打楽器の世界』 杉原書店,2014,195p. 参照はp.128.
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①高橋秀雄『日本の楽器1』 小峰書店,2002,47p. 参照はp.30-31.
- キーワード
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- 小鼓
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2022122217104238659
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢, 高校生, 中学生
- 登録番号
- 1000331465