レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/4/27
- 登録日時
- 2022/11/22 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:42
- 管理番号
- M22063013436723
- 質問
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パーソナルカラー診断について、いつ、誰が始めたのか知りたい。
- 回答
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①『日本大百科全書(ニッポニカ)』(ジャパンナレッジLib)の「パーソナルカラー」の項に、1920年代にアメリカで開発された色彩調和理論がもとになっていることや、1981年にカラーコンサルタントのキャロル・ジャクソンが著した『カラー・ミー・ビューティフル』によって世界中で知られるようになったことが書かれている。
②『なる本カラーコーディネーター』にもパーソナルカラー診断の歴史がまとめられている。キャロル・ジャクソンがパーソナルカラー診断システム「フォーシーズン」を提案し、『カラー・ミー・ビューティフル』がベストセラーになったことも出ている。
③『はじめてのパーソナルカラー』も同様に、パーソナルカラーの起源、アメリカでパーソナルカラーが有名になったきっかけのエピソード(アメリカ大統領選挙戦におけるケネディのパーソナルカラー活用)、1980年代半ばに日本へ伝わったことなどが書かれている。
④『パーソナルカラーの教科書』には「パーソナルカラーの起源には諸説があって、実際のところ定かではありません。」とあるが、起源に最も近いものとして、スイスの造形作家ヨハネス・イッテン(1888~1967)の著書『色彩論』が紹介されている。また、アメリカの色彩心理学者ロバート・ドア(1905~1979)が1923年に発表した調和論も、パーソナルカラーの起源の一つとして紹介されている。これら2つの論をもとにしてアメリカで発展し、1970年代にパーソナルカラーという言葉が使われ始めたことが書かれている。日本に普及し定着した過程についても、年表を用いた詳細な説明がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- デザイン.装飾美術 (757 9版)
- 参考資料
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①データベース「ジャパンナレッジLib」『日本大百科全書(ニッポニカ)』 参照は「パーソナルカラー」の項(https://japanknowledge.com/lib/display/?lid=1001050310174 最終確認日:2022年7月2日).
②三島俊介『なる本カラーコーディネーター』 週刊住宅新聞社,2005,209p.参照はp.97.
③トミヤママチコ『はじめてのパーソナルカラー』 学研,2003,113p.参照はp.20.
④神山瑤子、長坂信子『パーソナルカラーの教科書』 新紀元社,2004,230p.参照はp.14-23.
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①データベース「ジャパンナレッジLib」『日本大百科全書(ニッポニカ)』 参照は「パーソナルカラー」の項(https://japanknowledge.com/lib/display/?lid=1001050310174 最終確認日:2022年7月2日).
- キーワード
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- パーソナルカラー
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2022063013484136723
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 全年齢
- 登録番号
- 1000324452