レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2015年10月30日
- 登録日時
- 2017/08/08 15:28
- 更新日時
- 2017/12/12 15:37
- 管理番号
- 埼久-2017-023
- 質問
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解決
日本が昔陶器でできたボタンをヨーロッパに輸出していたが、そのボタンが出ている本を探している。
- 回答
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以下の資料に日本から輸出された陶器のボタンの写真が掲載されていた。
『ボタン博物館』(福田綾美企画・編集 寺島郁雄写真 東方出版 2002)
カラーで生産地が日本の陶器のボタン(薩摩ボタン)の写真多数あり。
『「薩摩焼発祥400周年記念展 世界のさつま」図録 薩摩焼400年の歴史』(鹿児島県歴史資料センター黎明館編 1998)
p175 「5 世界に雄飛「SATSUMA」」の項に薩摩ボタンのカラー写真4枚、「「薩摩ボタン」と呼ばれる一群のものが、数多く輸出されたようである。形も、大きいものから小さいものまで、図柄は婦人像、母子像、花図などと種類に富んでいる。」とあり。
『ボタン事典』(阿部和江編 大隅浩監修 文園社 1999)
p172 「陶磁器ボタンのなかには(中略)通常"サツマ"と呼ばれている日本の薩摩錦手焼きのボタンがあり、"サツマ"は幕末に薩摩藩御用窯で作られ国外に輸出されて戊辰戦争の軍事費の一部にされていたといわれています。」とあり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品工業 (588 9版)
- その他の雑工業 (589 9版)
- 陶磁工芸 (751 9版)
- 参考資料
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- 『ボタン博物館』(福田綾美企画・編集 寺島郁雄写真 東方出版 2002) , ISBN 4-88591-790-5
- 『「薩摩焼発祥400周年記念展 世界のさつま」図録 薩摩焼400年の歴史』(鹿児島県歴史資料センター黎明館編 1998)
- 『ボタン事典』(阿部和江編 大隅浩監修 文園社 1999) , ISBN 4-89336-133-3
- キーワード
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- ボタン
- 陶磁器
- 日本-貿易-歴史-江戸時代
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- クイックレファレンス
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000220109