レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2024年01月26日
- 登録日時
- 2024/03/27 16:38
- 更新日時
- 2024/04/05 22:00
- 管理番号
- 県立長野-23-204
- 質問
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解決
『酒井好古堂略伝』 酒井藤吉 1942 に、酒井家歴代の略伝はあるか。また、浮世絵コレクターとして有名だった酒井好古堂のコレクション目録のようなものはあるか。
- 回答
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当館所蔵の『酒井好古堂略伝』 酒井藤吉 1942【N288/57】は、酒井家代々の略列伝となっているが、7ページほどの資料。
酒井平助 明和期、松本藩の御用商人として仕え、帯刀御免の士分の扱いを受けた。天保13年没。
酒井理兵衛 平助の長男。一立齋廣重と親交があり、廣重による絵姿が巻頭口絵に掲載。明治2年没。
酒井藤兵衛 理兵衛の長男。東京に出て浮世絵商を始め、家号を遠州屋から「好古堂」と改める。海外向けの浮
世絵版画を扱う。明治44年没。
酒井庄吉 藤兵衛の長男。酒井好古堂のコレクション全体の目録は、所蔵していない。なお、酒井藤吉氏が会長を務めた日本浮世絵保存会が主催する次の美術展のカタログなどを所蔵している。
・『酒井コレクション [1] 浮世絵300年/傑作展』
日本浮世絵保存会編・刊 (昭和43年10月18日‐27日 東急百貨店日本橋店)【721/264/1】
・『酒井コレクション [2] 浮世絵名作展-写楽新資料初公開-』
日本浮世絵保存会編・刊 (昭和45年10月24日‐11月15日 大阪市立美術館)【721/264/2】
・『酒井コレクション [3] 東海道五拾三次 富嶽三十六景』 日本浮世絵保存会編・刊 【721/264/3】
・『酒井コレクション [4] 歌麿稀覯百選展』 日本浮世絵保存会編・刊 【721/264/4】
・『小林清観-東京名所-』 酒井藤吉編 日本浮世絵保存会 [1968] (酒井コレクションII)【721/263】松本市にある酒井好古堂が収集した浮世絵を収蔵する日本浮世絵博物館を紹介した。[最終確認2024.4.4]
- 回答プロセス
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1 当該資料を確認する。
2 当館蔵書を「酒井」「浮世絵」で検索する。
3 web上を「酒井好古堂」[最終確認2024.4.4]で検索する。ホームページがヒットし、「酒井好古堂の案内」に、松本市にある日本浮世絵博物館を設立したことが書かれていた。当館蔵書を「日本浮世絵博物館」で検索すると何点かヒットするが、『日本浮世絵博物館浮世絵名品100選』日本浮世絵博物館監修 小学館 2020【N721/349】のp.167に、「膨大な収蔵品の調査・研究は開館から三八年を経た現在も継続中である。」とある。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本画 (721 10版)
- 団体 (706 10版)
- 参考資料
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- 酒井藤吉. 酒井好古堂略伝. 1942. (【N288/57】)
- キーワード
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- 浮世絵
- 酒井好古堂
- 日本浮世絵保存会
- 日本浮世絵博物館
- 酒井コレクション
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査 所蔵調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000348126