レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/08/24
- 登録日時
- 2011/08/25 02:00
- 更新日時
- 2011/08/26 12:09
- 管理番号
- 松中央-11-01
- 質問
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解決
伊丹十三は高校生の時に松山市内の寺に下宿していたそうだが、それは何と言う寺か、また、その寺と伊丹十三が当時通学していた学校との位置関係などについても知りたい。
- 回答
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伊丹十三は1950年(昭和25年)17歳の時に松山へ行き、“松山市小坂町の多聞院に間借りして母と妹と暮すようにな”り、”愛媛県立松山東高等学校に転入”した。
多聞院と松山東高等学校の位置については、当館で所蔵する最も古い年度の住宅地図で確認していただいた。
- 回答プロセス
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(1)詳細な年譜等があれば下宿先についての記載もあるのでは、と考え、伊丹十三に関する評論本等を探す。
(2)『伊丹十三の本』(新潮社・2005)にある伊丹十三年譜(P.196~203)に、1950年(昭和25年)17歳時の記述として、“松山市小坂町の多聞院に間借りして母と妹と暮すようになる”、”愛媛県立松山東高等学校に転入”とあるのを確認する。
(3)『全国寺院名鑑(中国・四国・九州・沖縄・海外篇)』(史学センター・1973)で多聞院を調べ、多聞院という真言宗の寺院が”松山市小坂町2の5の5”にあったことを確認する。
(4)『松山市住宅地図(41年度版)複製版』(←当館で所蔵する最も古い年度の住宅地図)で多聞院と松山東高等学校の位置と距離を確認していただく。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 8版)
- 映画 (778 8版)
- 日本文学 (910 8版)
- 参考資料
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- 『伊丹十三の本』(新潮社・2005) (910.268/イ)
- 『全国寺院名鑑(中国・四国・九州・沖縄・海外篇)』(史学センター・1973) (R185.03/セ)
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『松山市住宅地図(41年度版)複製版』
(M183/ /66
)
- キーワード
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- 伊丹十三
- 多聞院(松山市)
- 愛媛県立松山東高等学校
- 照会先
- 寄与者
- 備考
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多聞院は、現在は別の場所に移転している模様。(2011.4現在のハローページに掲載されている情報による。)
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000090357