レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014年5月24日
- 登録日時
- 2014/06/25 16:28
- 更新日時
- 2014/10/01 14:38
- 管理番号
- 名古屋市千-2014-002
- 質問
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解決
マムシが出た。どうしたらよい?
- 回答
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見つけたら近づかないこと。
かまれたらできるだけ安静を保ち、救急車を呼ぶなどして、すぐに医療機関に行くこと。
- 回答プロセス
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まず、マムシがどんなヘビか確認するため脊椎動物(487)の棚を見ました。
『爬虫類と両生類の写真図鑑』p.175にマムシの写真と説明がありますが、見分け方はわかりません。
アウトドア(786)の棚で探します。
『ボーイスカウト・フィールドブック 改訂版』p.148「フィールドでの危険な生物2毒ヘビ」にヤマカガシ、マムシ、ハブが載っています。
「体長60cmくらい。太くて短いヘビなので他と区別できる」と記述があります。
『野宿大全』p.332にも「茶褐色でずんぐりと太短いので一目で分かる」と書いてあります。太くて短いのがマムシの特徴のようです。
『レスキュー・ハンドブック』p.58には回避策が載っています。「50cm以内に近づかない。フリージングして放っておけばヘビの方から逃げていく」
『自然は楽しい!野外生活雑学図鑑』p.175によると「日本の野山で遭遇する可能性が高い毒蛇は、マムシ、ハブ、ヤマカガシの3種。かまれたら落ち着くことが肝心。あわてて動き回ると毒がまわるのが早くなる」ので、見つけたら近づかないことと、もしもかまれたら局部を動かさないようにして、なるべく早く医療機関に行くこと。
また、『最新急病・事故・災害から命を守る医学百科』p.86-87には「傷口に口をつけて毒を吸い出すのは危険」とあります。
- 事前調査事項
- NDC
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- 脊椎動物 (487)
- 戸外レクリエーション (786)
- 参考資料
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- 『爬虫類と両生類の写真図鑑』マーク・オシー/共著 日本ヴォーグ社 , ISBN 4-529-03423-2
- 『ボーイスカウト・フィールドブック 改訂版』 ボーイスカウト日本連盟/著 朝日ソノラマ , ISBN 4-257-03634-6
- 『野宿大全』村上宣寛/著 三一書房 , ISBN 978-4-380-07209-3
- 『レスキュー・ハンドブック』 藤原尚雄/著 山と渓谷社 , ISBN 4-635-15601-X
- 『自然は楽しい!野外生活雑学図鑑』アウトドアライフを楽しむ会/編著 大和書房 , ISBN 978-4-479-39173-9
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主婦と生活社 編 , 福井次矢 監修 , 福井, 次矢, 1951-. 最新急病・事故・災害から命を守る医学百科. 主婦と生活社, 2011.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000011173370-00 , ISBN 9784391140262 (p.86-87)
- キーワード
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- マムシ
- アウトドア
- ヘビ
- 毒ヘビ
- 応急手当
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000155089