①『犬とくらす犬と生きるまるごと犬百科 5』の「警察犬」の「警察犬に適した犬」の項には、「警察犬は、犯人のにおいを覚えて、その逃走経路を追跡します。そのためには、物覚えがよく、賢い犬でなければなりません。訓練士の指示に忠実に従い、犯人に立ち向かう勇気と強さも必要です。警察犬の認定を行う日本警察犬協会では、ジャーマン・シェパード・ドッグ、ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー、ボクサー、コリー・ドッグ、エアデール・テリア、ドーベルマンの7犬種を警察犬として認めています。おもにジャーマン・シェパード・ドッグが多く活躍しています。」と記載されている。
②『新・はたらく犬とかかわる人たち 2』の「警察犬」の「警察犬に向いている性格」の項には、「人の命にかかわる場面ではたらく警察犬は、かしこくて、ものおぼえがよく、(中略)犬種としては、ジャーマン・シェパードがいちばん多いようです。」とある。また、「日本で警察犬に指定されている7犬種は、能力が高く、ハンドラーのいうことをよくきく犬たちです。また、障害物を飛びこえたり、犯人をいかくするために必要な体格や体力をそなえています。」とあり、「写真で見る警察犬」の項に、エアデール・テリア、ボクサー、ジャーマン・シェパード、ゴールデン・レトリバー、ドーベルマン、ラブラドール・レトリバー、コリーの7犬種が特長とともに紹介されている。
③『しらべよう!はたらく犬たち 2』の「警察犬にむいている性格は?」の項には、「警察犬には、集中してものごとにとりくめる性格の犬がむいています。ボールあそびなどをしていても、いつまでもあきずにあそんだり、走りまわったりする犬です。どんなことでもすぐにあきてしまうような犬はあまりむいていません。また、せっきょく的で、元気がよく、つかれしらずのスタミナもひつようです。物音におびえてしまったり、すこし走っただけでつかれてしまったりする犬は、警察犬としてはたらくのはむずかしいでしょう。」とあり、「人のいのちにかかわる場面ではたらく警察犬は、かしこくて、人といっしょにはたらくことが大すきな犬が最適です。」との記載がある。また、日本で警察犬に指定されている7つの犬種が写真で紹介されている。
④『はたらく犬 第3巻』の「警察犬にぴったりの犬は?」の項には、①~③と同様に日本警察犬協会で認められている7犬種の写真が紹介されており、警察犬の特長についても紹介されている。「中でもシェパードは警察犬に向いていて最も多く、外国でも日本でも80%がシェパードです」とある。