レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021年04月30日
- 登録日時
- 2021/04/30 17:12
- 更新日時
- 2023/10/26 20:32
- 管理番号
- 愛知県図-03450
- 質問
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解決
豊橋カレーうどんがどのようにして生まれたのか、なぜ名物とされているのか知りたい。
- 回答
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2009年、地元活性化を図るため、豊橋観光コンベンション協会、豊橋商工会議所、豊橋麺類組合有志、市などが連携し、豊橋のご当地グルメ作りを始めた。豊橋のうどんは100年以上の歴史があり自家製麺率がほぼ100%であることから、豊橋うどんの全国的な知名度を高めようと、意外性のある3段構造のカレーうどんが開発された。発売は2010年4月。
豊橋カレーうどんの条件として①自家製麺を使用すること、②器の底から、ご飯、とろろ、カレーうどんの順に入れること、③豊橋産ウズラの卵を使用すること、などの5箇条が定められている。とろろを入れる発想は、参加店のまかない料理から着想を得ている。
2010年8月にはテレビ番組「秘密のケンミンSHOW」で紹介されるなど話題となった。また、豊橋観光コンベンション協会が中心となり行った宣伝活動の効果もあり、ご当地グルメとして定着した。
当館で確認できる資料のうち、経緯・理由等が記述されているものとしては以下の資料があります。
<図書>
【資料1】『メイドイン豊橋を、召し上がれ。』
p.36 コラム「テイスト・オブ・豊橋」「豊橋カレーうどんは、うずら卵+底力(とろろ&ご飯)。』いきさつや商品提供の約束数、断面図あり。
【資料2】『豊橋の産業 2012年版』
p.29「地域資源・特産品」のひとつとして「豊橋カレーうどん」
【資料3】『中部のたからモノ 地域ブランド THE STORIES』
p.7~8「豊橋カレーうどん」
<雑誌>
【資料4】藤田 佳久「豊橋カレーうどん」を地理学する : その風土性と「豊橋カレーうどん」への展開」(特集 地域金融機関の果たすべき役割) 『年報・中部の経済と社会 2013』
p.75-89「豊橋カレーうどんの誕生」の項
<新聞>
データベース「中日新聞データベース」「朝日新聞クロスサーチ(朝日新聞記事データベース)」「ヨミダス歴史館(読売新聞記事データベース)」によります。
【資料5】中日新聞 2010.4.23朝刊県内版
p.20「豊橋カレーうどん食べてね あす40店で発売 とろろご飯 ウズラ卵 ご当地グルメへ共同開発」
【資料6】中日新聞 2011.1.9朝刊東三河版
p.14「三河発 食は縁なり(5) カレーうどん 豊橋 市民に愛され育つ」
【資料7】中日新聞 2020.11.12朝刊東三河版
p.14「豊橋カレーうどん 10周年 玉川うどん 真野さん 開発秘話を語る 味の3層構造 全国区へ」
【資料8】中日新聞 2023.8.21朝刊県内版
p.8「思い出グルメ 「玉川うどん」 豊橋市 とよはしフィルムコミッション 鈴木恵子さん 職人と考案 定番の味に」
【資料9】朝日新聞 2010.6.13朝刊 名古屋版・1地方
p.27「新生、豊橋カレーうどん 『ご飯+とろろ』で3つの味、発売1カ月で2万食/愛知県」
【資料10】朝日新聞 2011.3.27朝刊 名古屋版・1地方
p.27「(この人に聞きたい)「豊橋カレーうどん」今後の展開は 鈴木恵子さん/愛知県」
【資料11】読売新聞 2012.1.16 中部朝刊
p.28「[ウォッチ]料理で「まちおこし」検討中=愛知」
【資料12】読売新聞 2016.8.3 中部朝刊
p.33「「カレーうどん大使」 初代に松井玲奈さん 豊橋市が委嘱=愛知」
【資料13】読売新聞 2018.4.22東京朝刊
p.2「[仰天ゴハン]エディブルフラワー 工夫が開花 農業王国 豊橋市」<ワンモア・グルメ>カレーうどんの底にとろろご飯
- 回答プロセス
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1 キーワード「豊橋カレーうどん」で蔵書検索。
経緯・理由等が記述されている資料なし。
2 キーワード「豊橋 ガイド」で蔵書検索。
【資料1】
3 キーワード「豊橋 観光」で蔵書検索。
経緯・理由等が記述されている資料なし
4 キーワード「豊橋」で蔵書検索。
【資料2】
5 国立国会図書館サーチで「豊橋カレーうどん」検索。
【資料4】
6 検索エンジンで「豊橋カレーうどん」検索
【資料5】
7 データベース「中日新聞データベース」「朝日新聞クロスサーチ(朝日新聞記事データベース)」「ヨミダス歴史館(読売新聞記事データベース)」で「豊橋カレーうどん」と検索。
【資料6】~【資料13】、【資料3】(読売新聞 2018.3.10 中部夕刊 p6「冊子『中部のたからモノ』:豊川いなり寿司や四日市萬古焼など 誕生経緯から普及戦略を紹介 中部経産局」記事中の記述から)
- 事前調査事項
- NDC
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- 地方自治.地方行政 (318)
- 観光事業 (689)
- 日本 (291)
- 参考資料
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【資料1】メイドイン豊橋を、召し上がれ。 知るほど豊橋 : ふるさと再発見ガイドブック ; その9(豊橋市広報広聴課, 2013)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024420867-00 (当館資料コード:1111068888) -
【資料2】豊橋の産業 2012年版 豊橋市産業部産業政策課 編集(豊橋市, 2012)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I096695071-00 (当館資料コード:1110495229) -
【資料3】地域ブランドを巡る旅 : 中部のたからモノ. (経済産業省中部経済産業局地域経済部産業技術課知的財産室, 2020)
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I109638110-00 (当館資料コード:1111901055) -
【資料4】藤田 佳久 , 藤田 佳久. 「豊橋カレーうどん」を地理学する : その風土性と「豊橋カレーうどん」への展開. (特集 地域金融機関の果たすべき役割) (愛知大学中部地方産業研究所, 2013)年報・中部の経済と社会 / 愛知大学中部地方産業研究所 編 2013年版 p. 75-89
https://iss.ndl.go.jp/books/R000000004-I025515208-00 (当館資料コード:1110870393) - 【資料5】 中日新聞 2010.4.23朝刊県内版 p.20「豊橋カレーうどん食べてね あす40店で発売 とろろご飯 ウズラ卵 ご当地グルメへ共同開発」
- 【資料6】 中日新聞 2011.1.9朝刊東三河版p.14「三河発 食は縁なり(5) カレーうどん 豊橋 市民に愛され育つ」
- 【資料7】 中日新聞 2020.11.12朝刊東三河版p.14「豊橋カレーうどん 10周年 玉川うどん 真野さん 開発秘話を語る 味の3層構造 全国区へ」
- 【資料8】 中日新聞 2023.8.21朝刊県内版 p.8「思い出グルメ 「玉川うどん」 豊橋市 とよはしフィルムコミッション 鈴木恵子さん 職人と考案 定番の味に」
- 【資料9】 朝日新聞 2010.6.13朝刊 名古屋版・1地方 p.27「新生、豊橋カレーうどん 『ご飯+とろろ』で3つの味、発売1カ月で2万食/愛知県」
- 【資料10】 朝日新聞 2011.3.27朝刊 名古屋版・1地方 p.27「(この人に聞きたい)「豊橋カレーうどん」今後の展開は 鈴木恵子さん/愛知県」
- 【資料11】 読売新聞 2012.1.16 中部朝刊p.28「[ウォッチ]料理で「まちおこし」検討中=愛知」
- 【資料12】 読売新聞 2016.8.3 中部朝刊 p.33「「カレーうどん大使」 初代に松井玲奈さん 豊橋市が委嘱=愛知」
- 【資料13】 読売新聞 2018.4.22東京朝刊 p.2「[仰天ゴハン]エディブルフラワー 工夫が開花 農業王国 豊橋市」
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【資料1】メイドイン豊橋を、召し上がれ。 知るほど豊橋 : ふるさと再発見ガイドブック ; その9(豊橋市広報広聴課, 2013)
- キーワード
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- 豊橋市
- 愛知県
- 観光
- まちおこし
- 地域ブランド
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000297737