レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 20180604
- 登録日時
- 2020/03/13 00:30
- 更新日時
- 2020/08/10 09:01
- 管理番号
- 0400001909
- 質問
-
解決
現在の「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律」(狩猟法)は明治28年の狩猟法がもとになっているが,それ以前に,狩猟において銃の使用の許可が明記されている法律は何か。
- 回答
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法制として1873(明治6)年の『鳥獣猟規則』が該当する。
(1)国会図書館の法令検索(http://hourei.ndl.go.jp/SearchSys/)で「狩猟法」を検索。
廃止法令は明治25年10月5日制定「狩猟規則」(勅令第84号官報10月6日)。
「狩猟規則」は国会デジタルコレクション(http://dl.ndl.go.jp/)で閲覧可。
(2)『生物多様性キーワード事典』(中央法規 2002)p168
「近代国家としての鳥獣法制は一八七三(明治六)年の『鳥獣猟規則』に始まったとされて
いるが・・・」との記載あり。
(3)公益財団法人日本野鳥の会HP(https://www.wbsj.org/)に鳥獣保護法の歴史があり,
「1873(明治6)年『鳥獣猟規則制定』 安全や秩序維持のための狩猟ルール」との記載あり。
「鳥獣猟規則」は国立公文書館(http://www.archives.go.jp/)で閲覧可。猟銃の保持について
記載あり。
(4)以下参考文献
豊臣秀吉の刀狩~江戸時代末までの幕府による鉄砲所持規制,農村における鉄砲保持数等に
ついての解説あり。
①『鉄砲を手放さなかった百姓たち』(武井 弘一著 朝日新聞出版 2010)
②『刀狩り』(藤木 久志著 岩波書店 2005)
③『生類をめぐる政治』(塚本 学著 講談社 2013)
(インターネット情報は2019年10月3日確認)
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 狩猟 (659 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 狩猟法
- 鳥獣猟規則
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 一般利用者
- 登録番号
- 1000275831