レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2009年7月23日
- 登録日時
- 2010/06/01 14:40
- 更新日時
- 2010/12/10 08:57
- 管理番号
- 山形県-2009-0005
- 質問
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解決
志田周子(しだちかこ)が昭和34年に保健文化賞を受賞したときに地元で祝賀会が開催されたと思うが、確認できる資料はあるか。
- 回答
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当館所蔵の資料より、下記の資料をご紹介します。
資料④ 山形新聞 昭和34年9月28日「部落あげ健康診断 大井沢志田女医の受賞祝い」
下記の資料には受賞祝いの掲載はありませんでしたが、保健文化賞受賞に関する記述がありましたので、参考までにご紹介します。
資料①に保健文化賞受賞受賞の詳細と写真が掲載されています。P146~156
資料②P639~652
資料③に保健文化賞を受賞しての志田周子の手記が掲載されています。P40
- 回答プロセス
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志田周子(しだちかこ)について調べる。
山形県立図書館ホームページ(http://www.lib.pref.yamagata.jp/)より山形県関係文献目録人物編をひらく。「さ」行「志田周子」をひらき、人物について確認する。
志田周子は明治43年10月28日、 志田荘次郎の長女として西村山郡左沢町(現大江町左沢)に生まれた。志田家は大井沢きっての名家で、父荘次郎は当時左沢尋常高等小学校訓導をしていたが、大正3年(1914)大井沢小学校校長となり一家は大井沢に帰郷、その後、大井沢村(現西川町)村長となっている。 その父の希望で医学の道を志し、当時無医村だった故郷に昭和10年(1935)、大井沢診療所医として帰郷、同時に大井沢学校の校医に就任する。
その活動に対して昭和17年(1942)には山形県医師会から、昭和31年(1956)には県知事・県教育委員会からそれぞれ表彰され、さらに昭和34年(1959)には、保健分野の最高賞といわれる保健文化賞(第11回)を東北で初めて受けている。
受賞の経歴が確認できたので、日付をもとに当時の新聞を確認する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 9版)
- 農業経済・行政・経営 (611 9版)
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 資料①周子の生涯/藤木久夫/1975(YK289/シダ)
- 資料②山形新人国記 下/読売新聞山形支局編/1978(K280/ヨミ/2)
- 資料③赤光/松坂二郎編発/1960(KS911/シャ)
- 資料④山形新聞
- キーワード
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- 志田周子
- 医師
- 大井沢
- 保健文化賞
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 図書館
- 登録番号
- 1000067256