レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年03月04日
- 登録日時
- 2022/03/04 17:16
- 更新日時
- 2022/03/04 17:27
- 管理番号
- 0131225508
- 質問
-
解決
八高線ができた理由について、軍事的なものについて知りたい。
- 回答
-
以下の資料に該当の内容を確認した。
全国鉄道事情大研究 東京北部・埼玉編1
JR八高線(八王子-高麗川) p.58-73
“当時の鉄道省大臣の小川平吉が、横浜線とともに外周鉄道線を形成するのは国防上必要であると力説して”と記載あり。(p.58)
八高線は北風に負ケズ
山と平野の間を走る p.12-17
“軍事上の重要度から、早い時期に建設がすすめられることになった。”と記載あり。(p.14)
新編高崎市史 通史編4(近代現代)
上越線と八高線の建設 p.670-672
“高崎からは信越本線・上越線、八王子からは横浜線と三線をもって日本列島を横断する鉄道線路を形成し、上信越の蚕糸・織物などを海外へ輸出する横浜港へと直結する重要な路線として、また軍事上においても早期建設が要望されていた”と記載あり。(p.671)
広報たかさき1998年7月1日号
上越線の全線開通と八高線 原田雅純著(たかさき100年 40) 巻末
“東京を経由しないで上信越線と東海道線とを連絡する路線で軍事上の目的も持っていました。”と記載あり。
また、Webに次の情報あり。
たかさき100年
第40回上越線の全線開通と八高線 原田雅純著
(http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2013120900738/ 最終確認:2022.3.4)
※広報たかさき 1998年7月1日号に掲載されたものと同じ内容。
- 回答プロセス
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群馬県立図書館HPより、レファレンス事例『八高線について』あり。まず、こちらの事例で紹介されている資料にあたる。
なお、次の資料にはご質問の内容は見当たらなかった。
群馬県史 通史編8(近代現代2) 群馬県史編さん委員会編集 群馬県 1989
八高線 p.699
上毛及上毛人 昭和6年 復刻版 上毛新聞社 第171号 巻末
八高線の開通
上毛及上毛人 昭和9年 復刻版 上毛新聞社 第211号p.14-22
八高線の全通と高崎駅を中心とする鉄道の沿革 桜井伊兵衛著
八高線建設要覧 鉄道省 1934.10
- 事前調査事項
- NDC
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- 鉄道運輸 (686 9版)
- 参考資料
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川島令三 著 , 川島, 令三, 1950-. 全国鉄道事情大研究 東京北部・埼玉篇 1. 草思社, 2003.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000004189093-00 , ISBN 4794212321 (当館資料番号 113227144) -
大穂耕一郎 著 , 大穂, 耕一郎, 1954-. 八高線は北風に負ケズ : 八王子-高崎各駅停車. まつやま書房, 1993.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002897305-00 , ISBN 4944003668 (当館資料番号 111767661) -
高崎市市史編さん委員会 編 , 高崎市. 新編高崎市史 通史編 4 (近代現代). 高崎市, 2004.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007511756-00 (当館資料番号 117143933) - 原田雅純著. 上越線の全線開通と八高線. (たかさき100年 40) 広報たかさき 1998年7月1日号 p. 巻末 (当館資料番号 157027921)
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川島令三 著 , 川島, 令三, 1950-. 全国鉄道事情大研究 東京北部・埼玉篇 1. 草思社, 2003.
- キーワード
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- 八高線
- 鉄道-関東地方
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000313066