レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2012年03月16日
- 登録日時
- 2012/06/07 17:02
- 更新日時
- 2012/06/07 17:02
- 管理番号
- 20120316/1076
- 質問
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解決
ラジオで聞いた言葉「こつまなんきん」「こまたのきれたいい女」の意味を知りたい。
- 回答
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『日本国語大辞典 第5巻 第2版』小学館 2001.5(R813.1/10019/5)
(1)「小股」に「小股が切れ上がる」の説明あり。
(2)「勝間(こつま)」に「こつまなんきん(-南京)」とあり、説明はないが、出典に『彦根ことば』(藤谷一海)1952とある。同書は所蔵なし。
「こつまんきん」は今東光の小説にあるが、当館所蔵なし。インターネットによると、「勝間南京」自体は大阪の勝間で取れるかぼちゃで(1)とほぼ同義語。
「こつまなんきん」について補足。
・野菜として
『なにわ大阪の伝統野菜』なにわ特産物食文化研究会編著 農山漁村文化協会 2002.3(626/10034)p121~122
「コツマナンキンは大阪で生まれたカボチャ・・・」以下に説明あり。
・比喩的な意味では
『大阪ことば事典』牧村史陽編 講談社 1979.7(参考図書:818.63/6)p261
「もと勝間村でつくられた南瓜は、形は小さいが肉が締まって味がよいところから、そうした女を指していうことばとして用いられた。・・・」との説明あり。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 語源.意味[語義] (812 9版)
- 蔬菜園芸 (626 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000106948