レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2008/08/21
- 登録日時
- 2009/03/18 02:11
- 更新日時
- 2009/03/27 14:22
- 管理番号
- 埼浦-2008-056
- 質問
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解決
スエズ運河・パナマ運河の通航料金(税)、料金設定の計算式について知りたい。
- 回答
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スエズ運河・パナマ運河の通航料金が掲載されている資料は以下の通り。
「せんきょう 2007年4月号」p16にパナマ運河の通航料金表」(日本語)あり。
「Yearly report 2006」p53にスエズ運河の通航料金表(英語)あり。
料金設定の計算式についての資料
「せんきょう 2002年8月号」p9-10にあり、それぞれ独自のトン数を用い、独自の方法で算出。
スエズ運河トン数(SCNT)
Suez Canal Net Tonnage(SCNT)。1973年の万国トン数会議で定められた純トン数規則をもとに、スエズ運河当局独自」の控除基準を加えて算出。
パナマ運河トン数(PCNT)
Panama Canal Net Tonnage(PCNT)。1969年のトン数条約による国際総トン数算出に用いた船舶の総容積に、パナマ運河当局独自の係数をかけて算出。
以上を回答する。
- 回答プロセス
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『国際輸送ハンドブック 2008』を見るが、通航料金の記述なし。
『パナマ運河拡張メガプロジェクト』(文真堂 2007)p74-77に通行料金を分析して算出している記述あり。
パナマを含む『地球の歩き方 B20(2007-2008年版)中米』、スエズを含む『地球の歩き方 E02(2006-2007年版)エジプト』を確認するが、いずれも通航料金の記述なし。
《日経テレコン21》を〈スエズ運河 & 通行料〉で過去3年分の記事検索を行ったところ、値上げについての記事あり。
パナマ大使館のホームページに2003年7月1日現在の料金表があり、2005年以降値上げがあるとの記述あり。(http://www.embassyofpanama in japan.org./ja-tolls.html 2008/08/13最終確認)
《Google》を〈スエズ & 通行料〉で検索。個人のブログにスエズ運河は「エジプト運河庁」により管理という記述あり。このことから《Google》を〈エジプト運河庁〉で検索する。
JETOROのホームページに2008年3月25日の記事があり。スエズ運河庁の資料により2005年以降毎年通航料引き上げ、2008年4月以降も平均7%値上げ予定との記述あり。
(http://www.jetro.go.jp 2008/08/14最終確認)
《レファ協DB》にスエズ運河の1956年頃の通航料についての事例があり、提供館の「財団法人 日本海時センター海事図書館」に問い合わせしたところ、通航料金については「せんきょう 2007年4月」p16、「Yearly report 2006」p53、計算方法については「せんきょう 2002年8月号」p9-10に記載があるとの回答をいただく。
いずれも自館で未所蔵の資料のため、「財団法人 日本海時センター海事図書館」を紹介する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 内陸水運.運河交通 (684 9版)
- 租税 (345 9版)
- 参考資料
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- 「せんきょう 2007年4月号」(日本船主協会)
- 「Yearly report 2006」(Suez Canal Authority)
- 「せんきょう 2002年8月号」
- キーワード
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- スエズ運河
- パナマ運河
- 通行税
- 運河-水上交通
- 照会先
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- 財団法人 日本海時センター海事図書館
- 寄与者
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- 財団法人 日本海事センター海事図書館
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 地名
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000052551