レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020年10月30日
- 登録日時
- 2021/09/03 16:20
- 更新日時
- 2021/12/22 11:17
- 管理番号
- 985
- 質問
-
解決
鴨川の飛び石(特に出町柳付近のもの)がいつ頃作られたのかが分かる資料を探しています。
できれば当時の写真などが一緒に見たいです。
- 回答
-
朝日新聞の記事によると、鴨川に飛び石ができたのは、平成4年(1992年)ごろのことです。
当館内で利用できる朝日新聞データベース「聞蔵Ⅱビジュアル」で「鴨川 飛び石」と検索すると以下の記事がヒットしました。
・「《朝日新聞デジタル》(京都旅レシピ)京の夏、歴史を知ればもっと楽しく」:2019年8月16日
鴨川の飛び石について「出来たのは平成4年ごろ(1992)と実は新しいもの。河床の安定を図る目的で作られ、正式名は「横断構造物=帯工(おびこう)」と言い、水位が低い時だけ人が渡れるもの。鴨川を管理する府の土木課が設置」とあります。
・「(まだまだ勝手に関西遺産)鴨川の飛び石 ゆく川の流れをぴょーん」:2019年8月1日 夕刊 2ページ
「飛び石は1992年、93年に設置され、鴨川と高野川に計6カ所ある。」「(目的は)水流で川底が削られるのを保護し、川で遊べる場所を作るため」とあります。
・「(週刊まちぶら 小路上ル下ル)川端通(左京区)」:2007年6月25日 朝刊 33ページ
「すっかり人気者の飛び石は91年~93年度、北山通から二条大橋の間の5カ所につくられた。」「よく受ける質問は「なぜ亀なの?」 「子どもに愛され、水にすみ、上に乗れる動物として考えました。ほかに高瀬舟や千鳥の形もあるんですよ」」とあります。
写真については以下の資料に収録されています。
・『京都はいま・1991』(京都書院 1992【1101838918】)
「京都のみち」仲村節也(p.7),「鴨川」橋本健次(p.72),「渡る」杉本雅実(p.73)というタイトルの写真があります。
また、あとがきに1991年10月22日時点を記録した旨の記載があります。
・『京都はいま・1992』(京都書院 1993【1101838926】)
「都市と川のふれあい」出水伯明(p.89)というタイトルの写真があります。
また、あとがきに1992年10月22日時点を記録した旨の記載があります。
・『笑う鴨川・出町篇 月刊甲斐扶佐義写真集1号』(甲斐扶佐義/著 八文字屋 1993【1110633706】)
「亀の上におき去りにされた赤ン坊(1991)」(p.2)というタイトルの写真があります
・『路地裏の京都』(甲斐扶佐義/著 道出版 2008【1108803501】)
「三角州漫遊 2008 出町三角州」(p.71)というタイトルの写真があります
また、京都府ホームページ「鴨川真発見記〈25から30〉」に「鴨川・高野川の飛び石(第30号)」があります。
http://www.pref.kyoto.jp/kyotodoboku/1345506984918.html
【 】内は当館の資料コード
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 河海工学.河川工学 (517)
- 参考資料
-
-
写真家集団「Kyoto Eye」 編 , Kyoto Eye. 京都はいま 1991. 京都書院, 1992.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002284124-00 , ISBN 4763631942 -
写真家集団「Kyoto Eye」 編 , Kyoto Eye. 京都はいま 1992. 京都書院, 1993.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002284125-00 , ISBN 4763632167 -
甲斐 扶佐義/著 , 甲斐 扶佐義/著. 笑う鴨川出町篇 : 甲斐扶佐義月刊写真集1号. 八文字屋, 1993.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I083196531-00 -
甲斐扶佐義 著 , 甲斐, 扶佐義, 1949-. 路地裏の京都. 道出版, 2008.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000010151695-00 , ISBN 9784860860417
-
写真家集団「Kyoto Eye」 編 , Kyoto Eye. 京都はいま 1991. 京都書院, 1992.
- キーワード
-
- 鴨川
- 飛び石
- 出町柳
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000304227