レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年8月19日
- 登録日時
- 2022/08/19 18:51
- 更新日時
- 2022/10/23 09:52
- 管理番号
- 北九2022中央047
- 質問
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解決
関門トンネルの門司側入口に、吉田茂元総理大臣書の銘板があるが、なぜか。吉田茂との関りが知りたい。
- 回答
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関門トンネルは、昭和12年5月の調査開始から調査用トンネル・本トンネルに着手し、昭和17年5月に本トンネルの導坑が貫通した。
しかし、その後の戦争の影響もあり、昭和27年まで工事は進まなかったが、昭和27年7月に工事が再開となり、昭和33年3月に開通された。
(NEXCO西日本ホームページを参照)
関門トンネルの入り口には、「関門隧道」と書かれた銘板が取り付けられており、
門司側の入り口には、再開当時に総理大臣だった吉田茂書の銘板、
下関側の入り口には、開通当時の総理大臣、岸信介書の銘板が取り付けられている。
また、工事再開に向けての陳情運動のなかで、当時下関市長であった松尾守治は、『吉田首相に3回お会いして陳情した。(中略)後日、「関門国道隧道」の額書揮毫を快諾された吉田さんも、その当時を想い出されながら筆をとられたであろう。』と述べている。(『関門トンネル工事史』序文より)
- 回答プロセス
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- 事前調査事項
- NDC
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- 道路工学 (514)
- 参考資料
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- 関門国道トンネル建設の歴史 開通50周年記念. 関門会, 2009.3. p. 58 (当館請求記号 K514/カ/, 当館資料番号 1000000341339)
- 関門トンネル工事誌編纂委員会. 関門トンネル工事史. 日本道路公団, 1960.7. p. 序文 (当館請求記号 K514/カ/, 当館資料番号 1009210044215)
- キーワード
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- 関門トンネル
- 吉田茂
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000320088