レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019年12月25日
- 登録日時
- 2022/12/25 10:21
- 更新日時
- 2023/02/17 17:00
- 管理番号
- 新県図-01505
- 質問
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解決
新潟市入船町にあった小島造船所について
- 回答
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当館所蔵資料を調査したところ、(1)~(4)の資料に小島造船所に関する記述が見つかりました。
(1)『信濃川川筋造船所の変遷』(林寛/著 北陸信越小型船舶工業会 [2012])
「Ⅰ 江戸時代の造船所」の項p2に「1.新潟小島造船」、p3に「2.小島松蔵造船所」の項目があり、詳しく解説しています。その中で両造船所について「明治末期には、何らかの理由で合併・統合を行ったと思われる」としています。また「Ⅱ 明治時代の造船所」の項にも両造船所について記載があります。両項目の記述では、下記(2)(3)の資料を含む複数の資料を引用しつつ解説しています。
(2)『新潟の町古老百話』(沢村洋/編 新潟日報事業社 2005)
「横七番町から入舟町にかけて」の項内p80に「小島倉次郎氏の造船場」と「小島松蔵・古山・永松造船所があり」とあります。また各造船所の事業内容についても記述があります。
(3)『新潟市史』下巻(新潟市/編 新潟市 1934)
p478「6 造船」の項に市内造船業の状況の解説があり、小島造船場(所有者イシ)と小島松蔵造船場の名前も見られます。
(4)『新潟商工業史』(風間正太郎/著 新潟商業会議所 1910)
「第17 運送業」の項内p251に「小島造船所に船体の新造を依頼し(中略)第一度津丸と命名し茲に越佐間航路の基礎の確立せらるるを見たりき」とあります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 船体構造.材料.施工 (552 9版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000326416