レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022/08/31
- 登録日時
- 2022/10/01 00:30
- 更新日時
- 2022/10/01 00:30
- 管理番号
- 6001057822
- 質問
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解決
専門的な知識がなくてもわかる、家庭内の生活動線の考え方について書いている本が読みたい。
- 回答
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以下の資料に、生活動線の考え方についての記述が見つかった。
・『住まいの解剖図鑑:心地よい住宅を設計する仕組み』(増田奏/著 エクスナレッジ 2009.11)
p.166-171「動線」の項。動線の構成を樹(ツリー)と蜘蛛の巣(ネット)の2種類とし、単純化した図面で説明している。
他にもドアの向きや階段、キッチン機器、ダイニング、ベッドの配置など随所に人の動きについての記述がある。
・『主婦建築家が考えた「住みやすいリフォーム」114の知恵(講談社の実用BOOK)』(竹岡美智子/著 講談社 2008.11)
p.22-25 「家の間取り図に一日の「生活動線」を描き入れてみよう」の項。家の図面に、家族全員分の朝起きてから学校や会社に行くまで(最もあわただしい時間帯)の行動を、線と矢印で書き込むことで生活動線が視認できる。動線の重なりの多い部分が「なんとなく、暮らしにくい」原因である、としている。
・『一人前になるための家事の図鑑』(家事の図鑑の会/編 岩崎書店 2014.9)
ランドセルを使用する年齢を想定して書かれた児童書。
p.10-11「生活動線」に、家での朝と午後の行動を動線で示した図がある。線が表す行動の目的や、その動線上に配置するとよい物も示されている。「大人のかたへ」という一文に、必要な家具・収納等を動線上に配置していくという旨のアドバイスがある。
・『車いすの一級建築士が教えるほんとうのバリアフリー建築』(阿部一雄/著 講談社エディトリアル 2021.11)
p.57-64 障がい者・高齢者が歩行器や車いすを使用することを踏まえた動線の確保、押さえるポイントについて記述がある。介護ヘルパーを想定した動線を設けるなど、プライバシーや心理的に配慮された提案が随所にある。
p.71-103 バリアフリー住宅・施設の実例が5例あり、各々に動線と人の動きのポイントが示されている。
・『無印良品とみんなで考える住まいのかたち。:無印良品が10万人に聞きました。』(みんなで考える住まいのかたち研究会/編 エクスナレッジ 2013.12)
p.12-23 「家事動線と洗濯動線について考える」の章がある。webサイト会員へのアンケート結果をグラフで可視化し、それらを基に動線プランを提案している。
[事例作成日:2022年8月31日]
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 住宅建築 (527 10版)
- 参考資料
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- 住まいの解剖図鑑 増田/奏∥著 エクスナレッジ 2009.11 (166-171)
- 主婦建築家が考えた「住みやすいリフォーム」114の知恵 竹岡/美智子∥著 講談社 2008.11 (22-25)
- 一人前になるための家事の図鑑 家事の図鑑の会‖編 岩崎書店 2014.9 (10-11)
- 車いすの一級建築士が教えるほんとうのバリアフリー建築 阿部/一雄‖著 講談社エディトリアル 2021.11 (57-64、71-103)
- 無印良品とみんなで考える住まいのかたち。 みんなで考える住まいのかたち研究会‖編 エクスナレッジ 2013.12 (12-23)
- キーワード
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- 動線(ドウセン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000321960