レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022.6.20
- 登録日時
- 2023/03/03 16:10
- 更新日時
- 2024/03/30 18:40
- 管理番号
- 0153
- 質問
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解決
広島県の酒蔵の明治以降の受賞歴を知りたい
どんな資料に載っているか
- 回答
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全国新酒鑑評会が明治41年(1911)から開催されたが、審査方法・基準・表彰制度が何度も変わっている審査結果は、第1回~第44回(昭和30年)は公表されず、1位~3位を出品者に知らせていた
第45回(昭和31年)~第68回(昭和54年)はマスコミに結果を提供
第69回(昭和55年)から結果を公表
【上記は、『全国新酒鑑評会金賞受賞記録の全て』守山 薫/編集 2012フルネット より】
受賞記録のわかる資料
『全国新酒鑑評会金賞受賞記録の全て』守山 薫/編集 2012フルネット (14850838)
第45回(昭和31年)~第100回(平成24年)の、57回開催のうちの54回分の受賞記録
第53回(昭和39年)と第54回(昭和40年)は記録がない
平成7年は開催されていない
『金賞受賞蔵ガイド2018』守山 薫/編集 2018フルネット (15369259)
前年度分の受賞記録を掲載 各年度分あり
東広島市立図書館所蔵は、2001.2008.2009.2010.2011.2014.2015.2016.2017.2018
上記の資料と重ならない年度分だと平成29年(2017)までの記録がある
『金賞受賞蔵ガイド2018』を最後に出版はなく、これ以後の記録はインターネットで確認できる
なお、優秀とされた酵母を醸造協会が採取して全国に頒布しており、その協会系酵母第3号から第5号は広島県から出ている (この情報の出典は、インターネットのみ まだ資料は探せず)
協会3号 1914年(大正3年) 三原酔心 1931(昭和6年)ごろ使用中止
協会4号 1924年(大正13年) 県内 詳細不明 1931(昭和6年)ごろ使用中止
協会5号 1923年(大正12年)ごろ 東広島賀茂鶴
- 回答プロセス
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日本酒のコンクールなどについて、インターネットで調べる。明治以降で続いている日本酒のコンクールは、全国新酒鑑評会のことだと思われる。郷土担当のスタッフにも聞きながら、全国新酒鑑評会をキーワードに、蔵書を検索する。
- 事前調査事項
- NDC
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- 食品工業 (588)
- 参考資料
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- 『全国新酒鑑評会金賞受賞記録の全て』 , ISBN 978-4-938799-62-5
- 『金賞受賞蔵ガイド2018』 , ISBN 978-4-938799-75-5
- キーワード
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- 全国新酒鑑評会
- 酒蔵
- 日本酒
- 清酒
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000329795