レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/05/24
- 登録日時
- 2023/07/20 00:30
- 更新日時
- 2023/07/20 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-230231
- 質問
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解決
「補聴器」と「集音器」の違いについて知りたい。
- 回答
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下記資料に記載がありました。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 大森正英編集代表『介護職・福祉職のための医学用語辞典』改訂. 中央法規出版, 2014年【490.33/2014.1/R】
pp.382-383「補聴器」の項
「聴覚障害のために音声を聞き取ることが困難な人たちに外界からの音を効果的に伝える装置。補聴器は音を受信し増幅したり音程を変えたり、低周波の騒音を選別して取り除くなどの調整も可能である。(中略)なお、難聴の程度に応じて、身体障害者福祉法による適用を受けられる。」と記載があります。
資料2 松村明監修 ; 小学館大辞泉編集部編集『大辞泉』上巻, 小学館, 2012年【813.1/2012.Y/1R】
p.1702「集音器」 の項
「微弱な音を録音するとき、音波を放物面で反射させ、焦点に置いたマイクロホンでとらえて電流に変え、音を拡大する装置。」と記載があります。
資料3 津田博通著『難聴を快聴に変える!スゴイ集音器』幻冬舎メディアコンサルティング, 2021年【496.6/2021.6】
pp.30-31「第2章 難聴者の新しい選択肢、「集音器」とは 補聴器と集音器は何が違うのか」の項
「集音器は、音を増幅させ聴こえを改善するという機能面では、補聴器と共通しています。しかし両者には明らかな違いがあります。医療機器であるかどうか、という点です。補聴器は薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)に基づいた医療機器で、安全性や効果に関しては厚生労働省が定めた基準をクリアする必要があります。(中略)一方の集音器は、薬機法の縛りがないことから医療機器ではなく家電製品に分類されます。(中略)医療機器ではないため、その場の聴こえの具合に合わせて自身で調整することができるのです。(後略)」と記述があります。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 眼科学.耳鼻咽喉科学 (496 9版)
- 参考資料
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- 大森/正英?編集代表. 介護職・福祉職のための医学用語辞典. 中央法規出版, 2014.1【490.33/2014.1/R】:
- 松村/明?監修 小学館大辞泉編集部?編集. 大辞泉 上巻. 小学館, 2012.11【813.1/2012.Y/1R】:
- 津田/博通?著. 難聴を快聴に変える!スゴイ集音器. 幻冬舎メディアコンサルティング, 2021.6【496.6/2021.6】:
- キーワード
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- 補装具
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000336132