レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/3/6
- 登録日時
- 2020/03/28 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M20030615110577
- 質問
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蚊に刺されるとなぜ痒くなるのかが書かれた児童書が読みたい。
- 回答
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①には、「カは、血をすうときにだえきを出します。カは、すっている血がかたまらないように、だえきを出すのです。このだえきは、人の体の中に入るとかゆみを感じさせるせいしつをもっています。このためにわたしたちがカにさされると,その部分がかゆくなるのです。」と説明されている。また、血を吸うまでの流れや、血を吸おうとしている蚊の様子が大きなイラストで紹介されている。
②には①とほとんど同様の説明がある。この本は、2~6歳の幼児にもわかりやすいように、全て平仮名とカタカナ表記され、簡単な言葉とイラストで説明されている。
③は、一冊まるごと「蚊」について書かれているめ、5冊の中で一番詳しい説明があった。「カが血をすうときに出すだ液には、血をかたまらないようにする作用があります。さらに、このだ液で、さされた人の体にアレルギー反応がおき、さされた部分がはれてかゆくなります。このかゆみがおこるまでに、さされてからだいたい3分くらいかかります。カはふつう、かゆみが出てくる3分がたつ前に血をすいおえ、飛びさります。かゆみによって、血をすっていることに気づかれる前に、ゆっくりと血をすうことができるのです。」と説明している。
④は、他の資料とは違う「カが満足すればかゆくない?」という切り口で説明が書かれている。「血を吸うとき、カはまず相手の皮膚に唾液を注射します。唾液の成分で、吸った血が固まらないようにするためです。この唾液がかゆみの原因です。ところが満足できるほどたっぷり吸えたときは、自分の唾液もほとんど吸いもどすので、かえってかゆみを感じません。途中ではらったり、たたき殺したりするほうが、かゆくなるのです。」と記載されている。
⑤には、③とほとんど同様の記述がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 昆虫類 (486 9版)
- 参考資料
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①『小学なぜなぜふしぎサイエンス1』 学研,1989,48p. 参照はp.24-25.
②『2~6さいみぢかなふしぎ1』 東京書店,2015,33p. 参照はp.4-5.
③高嶋清明『カ』 あかね書房,2014,63p. 参照はp.8-9.
④『危ない生き物大図鑑』 PHP研究所,2011,63p. 参照はp.12-13.
⑤『昆虫のふしぎ』 ポプラ社,2007,199p. 参照はp.89.
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①『小学なぜなぜふしぎサイエンス1』 学研,1989,48p. 参照はp.24-25.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2020030615171210577
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000279665