レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2020/8/20
- 登録日時
- 2021/04/01 00:30
- 更新日時
- 2024/03/30 00:41
- 管理番号
- M20092517410745
- 質問
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どうして猫の目は暗闇で光るのか、わかる児童書が読みたい。
- 回答
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①では、「イヌやネコの目が暗やみで光るのは、なぜ?」の答えとして、「目の中に「タペタム」とよばれる、鏡のような反射板があるからです。イヌやネコの祖先は、夕暮れや明け方に活動していた動物です。そのため、まわりがうす暗くても獲物が見えるよう、特別なしくみの目をもつようになりました。そのしくみが、タペタムです。タペタムは眼球の中の、光を感じる網膜の外側にあり、光を増幅します。だから少しの光でも、物が見えるのです。」とあり、さらに、「タペタム自体は、光を放つことはありません。でも、わずかな光でも反射するため、目が光っているように見えるのです。」と説明されている。
②では、「ネコの目が暗いところで光るのはどうして?」の項目では、「①暗いと、ネコの目は光って見える。でも、目がホタルみたいに発光しているわけではないよ。②動物の目は、光がレンズの部分を通り、「網膜」という部分から脳に送られることで、ものを見ることができる。③ネコの目には、この網膜の後ろに反射板があり、これが光を反射するから光ってみえるんだ。④だから、人間よりずっと少ない光でものを見ることができ、暗闇で狩りをすることができる。」と説明されている。また、ネコの目の網膜を拡大した図も掲載されている。
③では、「夜でも見える目」の項目では、「黒目の部分を「瞳孔」という。瞳孔の大きさが変わることで、目に入る光の量を調節する。暗い場所では、ネコの目の奥にある「タペータム(輝板)」が光を反射するため、目が光っているように見える。」と記載がある。
④では、「ネコの眼も、人間の眼とおなじようなしくみですが、ひとつちがいがあります。眼の裏側に、「タペータム・ルチドム」という特別な細胞がひろがっているんです。ラテン語で「かがやくじゅうたん」という意味ですが、これが、鏡のように、網膜に向かって光を反射させます。すごく暗いところでは、はいってくる光を残らずかき集めて、光を何倍も強力なものにします。暗いなかでもものを見る力があるのは、そのためです。夜にネコの眼がキラリと光るのはこの反射光のせいです。」と記載がある。
⑤~⑨でも、同様の記載がある。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 動物学 (480 9版)
- 参考資料
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①武内ゆかり『イヌとネコのふしぎ101』 偕成社,2016,144p. 参照はp.18.
②柴田佳秀『ふしぎ!?なんで!?動物おもしろ超図鑑』 西東社,2018,255p. 参照はp.140.
③小野寺佑紀『なぜ?どうして?ペットのなぞにせまる 1』 ミネルヴァ書房,2017,39p. 参照はp.17.
④キャシー・ウォラード『なぜ?どうして?身のまわりの疑問、まるわかり大事典』 飛鳥新社,2012,215p. 参照はp.126-127.
⑤宮内主斗『たのしい理科こばなし 1』 星の環会,2005,183p. 参照はp.162.
⑥『動物のふしぎ』 PHP研究所,2009,127p. 参照はp.36-37.
⑦『ネコ』 ポプラ社,2003,67p. 参照はp.11.
⑧『なぜ?どうして?科学のお話 3年生』 学研教育出版,2009,184p. 参照はp.38-39.
⑨野中祐『ネコの大常識』 ポプラ社,2006,143p. 参照はp.81.
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①武内ゆかり『イヌとネコのふしぎ101』 偕成社,2016,144p. 参照はp.18.
- キーワード
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- ネコ
- ペット
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- M2020092517413710745
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 中学生, 小学生(高学年), 小学生(低学年以下)
- 登録番号
- 1000296084