レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年11月29日
- 登録日時
- 2024/02/27 12:57
- 更新日時
- 2024/02/29 15:03
- 管理番号
- 202315-02
- 質問
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解決
「低炭素社会」という語句の初出を調べている。
- 回答
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「低炭素社会」という語句で確認できた最古のものは2004年の以下の資料。
脱温暖化2050プロジェクト「研究概要スライド(2004年7月2日第一回全体会合内部資料)」
https://2050.nies.go.jp/s3/file/project_slide.pdf
- 回答プロセス
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以下の資料で確認を実施。
① 『現代用語の基礎知識2012』
「低炭素社会」の項目あり。「2007年5月に政府が発表した政策パッケージ「クールアース50」に(後略)」との記述あり。
「クールアース50」ウェブサイトを確認。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/kiko/coolearth50/
「演説の概要」に「平成29年5月24日」付のページとして「「低炭素社会づくり」という長期ビジョン(後略)」との記述あり。※平成29年=2007年
➁「朝日新聞クロスサーチ」
「現代用語」メニューで「低炭素社会」を検索。
「IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第4次報告書(2007年)により(後略)」との記述あり。
③『平成19年版環境・循環型社会白書』
https://www.env.go.jp/press/8443.html
「2007年06月05日」付。「平成19年版環境・循環型社会白書の概要…低炭素社会の構築を目指すべきことを述べています。」との記述あり。
④ 『朝日新聞』
「朝日新聞クロスサーチ」で「低炭素社会」を検索しヒットした最も古い記事を確認。
2006年11月17日朝刊「日英「低炭素社会」探る CO2削減へ共同研究」より「第12回締約国会議(COP12)で…「低炭素社会」を構築するため(後略)」との記述あり。
⑤『日本経済新聞』
「日経テレコン」で「低炭素社会」を検索しヒットした最も古い記事を確認。
2006年6月19日朝刊「ポスト議定書、日英主導で、途上国巻き込み目標共有――交渉地ならし、米復帰も焦点。」 より「低炭素社会の実現に向けた脱温暖化2050プロジェクト」との記述あり。
「脱温暖化2050プロジェクト」ウェブサイトを確認。
https://2050.nies.go.jp/s3/index_j.html
「概要」メニューの「研究概要スライド(2004年7月2日第一回全体会合内部資料)」に「低炭素社会」の記述あり。
⑥ 『日経エコロジー』
「日経BP記事検索」で「低炭素社会」を検索しヒットした最も古い記事を確認。
2005年5月号「定量化した指標を数値で示し 読みやすさと説明責任を両立」より「ノボルノディスクの2004年版レポート(中略)2ページにわたり、「低炭素社会に備えて」と題して(後略)」との記述あり。
⑤、⑥より、確認できた最古いものは2004年として回答。
- 事前調査事項
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鶴ヶ島市立図書館、城西大学図書館の蔵書検索にて「埼玉県環境白書」の所蔵は確認済。
- NDC
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- 環境工学.公害 (519)
- 地球科学.地学 (450)
- 参考資料
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現代用語の基礎知識 2012 (特集: 3・11からの再生). 自由国民社, 2012.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I023158368 , ISBN 978-4-426-10130-5 -
環境省総合環境政策局環境計画課, 大臣官房廃棄物・リサイクル対策部 編. 環境・循環型社会白書. 日経印刷, 2007.
https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000008586578
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現代用語の基礎知識 2012 (特集: 3・11からの再生). 自由国民社, 2012.
- キーワード
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- 低炭素社会
- 環境問題
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000346646