レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2011/11/30
- 登録日時
- 2012/07/05 02:00
- 更新日時
- 2012/07/05 02:00
- 管理番号
- 横浜市中央1783
- 質問
-
解決
高木兼寛について調べています。
海軍で脚気の治療のために日本ではじめてパン食を始めたのですが、その事についての資料はありますか。パンの成分も知りたいと思います。
- 回答
-
所蔵している高木兼寛の伝記をいくつか比較しました。その中で。業績の経過と当時の脚気
論争が詳細に記載されている資料として次の2冊を紹介します。
1 『高木兼寛伝』松田誠/著 講談社 1990
2 『鴎外森林太郎と脚気紛争』山下政三/著 日本評論社 2008
ただし上記2冊には「パン」については成分までは記載されていません。
次に、脚気研究について高木自身の速記録などを引用しながら時系列に沿って書かれている
資料を紹介します。
3 『高木兼寛伝』東京慈恵会医科大学創立八十五年記念事業委員会/編 東京慈恵
会医科大学創立八十五年記念事業委員会 1965
これにも「パン」の成分は記載されていませんが、高木兼寛が発表した論文の情報があるので、
参考になるかもしれません。
この他、やや分かりにくいのですが、次の2冊もご紹介します。やはり成分は記載がありません。
4 『高木兼寛伝(伝記叢書 305)』高木喜寛/著 大空社 1998
5 『病気を診ずして病人を診よ』倉迫一朝/著 鉱脈社 1999
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 個人伝記 (289 8版)
- 内科学 (493 8版)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000108208