レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年08月29日
- 登録日時
- 2023/11/05 12:17
- 更新日時
- 2023/11/05 12:56
- 管理番号
- 千県中参考-2023-04
- 質問
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解決
筒井康隆の父である筒井嘉隆について知りたい。
彼が何をしたどのような人物なのかが記載されている資料はないか。
- 回答
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関連の記載があった資料を紹介します。
【資料1・2・5】は、筒井嘉隆本人の著作です。
【資料1】『町人学者の博物誌』(筒井嘉隆著 河出書房新社 1987)
p225-251「私のみた横顔」に、伊谷純一郎氏、藤本義一氏、岡田誠三氏、古賀忠道氏、広瀬鎮氏、朝日稔氏、八木沼健夫、赤座弥六郎氏、酒井健氏による筒井嘉隆の紹介が記載されています。
【資料2】筒井嘉隆「私の歩んだ道」(『博物館研究』第39巻2号 1966.9)
(国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/3462901)
p12-13(8コマ)に自身の経歴や活動が記載されています。
【資料3】『人事興信録 第24版 下』(人事興信所編 人事興信所 1968)
(国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/ja/pid/3044858)
「つ」p56(282コマ)に経歴が記載されています。
【資料4】「特集:明治大正昭和 異色の父と子100組。」(『ノーサイド』第4巻第8号 1994)p6-95
p86に筒井嘉隆の経歴等が記載されています。
【資料5】筒井嘉隆「動物学と博物館」(『知的市民と博物館 梅棹忠夫対談集』梅棹忠夫著 平凡社 1991)p253-276
p264-266に大阪市天王寺動物園に勤務していた当時のこと、p266-268に、大阪市立自然科学博物館長として勤務していた当時のことが記載されています。
【資料6】『動物園の歴史 日本における動物園の成立』(佐々木時雄著 講談社 1987)
p301-302に、筒井嘉隆が天王寺動物園で働きながら、動物園の卑俗化に抵抗していたことについて記載されています。
【資料7】『現代物故者事典 1988~1990』(日外アソシエーツ株式会社編集 日外アソシエーツ 1993)
p419に、筒井嘉隆の生没年や簡単な経歴等が記載されています。
- 回答プロセス
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1 千葉県立図書館ホームページ「図書・雑誌・視聴覚資料検索」を全項目「筒井嘉隆」で検索
【資料1】【資料5】を発見。
2 国立国会図書館オンラインを「筒井嘉隆」で検索
【資料2】を発見。
2 当館契約データベース「WhoPlus」(日外アソシエーツ)をキーワード「筒井嘉隆」で検索
大阪市立自然史博物館館長、大阪市天王寺動物園園長の職に就いていたことを確認。
人物文献より、【資料4】を発見。
3 国立国会図書館デジタルコレクションをキーワード「筒井嘉隆」、タイトル「人事興信録」で検索
【資料3】を発見。
4 【資料5】の本文中より【資料6】を発見。
5 「Web NDL Authorities」(国立国会図書館)を「筒井嘉隆」で検索
出典より【資料7】を発見。
(インターネット最終アクセス 2023年8月29日)
- 事前調査事項
- NDC
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- 動物学 (480 9版)
- 参考資料
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- 【資料1】『町人学者の博物誌』(筒井嘉隆著 河出書房新社 1987)(9104458313)
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【資料2】筒井嘉隆「私の歩んだ道」(『博物館研究』第39巻2号 1966.9)
国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/pid/3462901 -
【資料3】『人事興信録 第24版 下』(人事興信所編 人事興信所 1968)(9102051957)
国立国会図書館デジタルコレクションhttps://dl.ndl.go.jp/ja/pid/3044858 - 【資料4】「特集:明治大正昭和 異色の父と子100組。」(『ノーサイド』第4巻第8号 1994)(1501069748)
- 【資料5】筒井嘉隆「動物学と博物館」(『知的市民と博物館 梅棹忠夫対談集』梅棹忠夫著 平凡社 1991)p253-276(9104896764)
- 【資料6】『動物園の歴史 日本における動物園の成立』(佐々木時雄著 講談社 1987)(9103138679)
- 【資料7】『現代物故者事典 1988~1990』(日外アソシエーツ株式会社編集 日外アソシエーツ 1993)(9102892819)
- キーワード
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- 筒井嘉隆(ツツイヨシタカ)
- 天王寺動物園(テンノウジドウブツエン)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 高校生
- 登録番号
- 1000340683