レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2022年2月4日
- 登録日時
- 2022/10/11 16:02
- 更新日時
- 2022/10/30 09:23
- 管理番号
- 中央-1-0021582
- 質問
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解決
フランスの化学者シャルル・ジェラール(1816年8月21日-1856年8月19日)について、具体的に何をした人なのか知りたい。
- 回答
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下記資料を紹介した。
(1)『現代化学史 原子・分子の科学の発展』廣田襄/著 京都大学学術出版会 2013年
p62~63「新しい型の理論」
「有機化合物の型の理論を進めたのはシャルル・ジェラールとローランである」の書き出しから始まり、2ページ弱に渡ってジェラールの功績について書かれている。
p63には、囲みで「シャルル・ジェラール」の紹介があり、顔写真(白黒)も掲載されている。
(2)『世界を変えた発明発見 ビジュアルスタディ 写真で振り返るテクノロジーの歴史19世紀から現在まで』ジャンニ・モレッリ/編 熊谷玲美/訳 すばる舎 2020年
p173「アスピリン」の項
「1828年にブフナーが有効成分としてサリチル酸を分離したが、そこからつくられる特に興味深い化合物であるアセチルサリチル酸が、フランスの化学者シャルル・フレデリック・ジェラールによって合成されたのは、1853年になってからだ。」と書かれている。
(3)『コンサイス外国人名事典 第3版』三省堂編修所/編 三省堂 1999年
p404「ジェラール」の項あり。
「フランスの化学者」と紹介されており、<基>の説に反対して<残余の説>を唱えたこと、正しい分子式を考えたこと、<全一体の理論>または<型説(セオリータイプ)>を唱えて分子構造論への橋渡しをしたこと、などが書かれている。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 化学 (430 10版)
- 参考資料
- キーワード
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- シャルル・ジェラール
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000322500