残念ながら数値データなどが載っているものは見つからなかった。以下の資料を参考に紹介した。
・『癌放射線治療ハンドブック』 中川 恵一/著 中外医学社 2005.4
p9~10 「正常組織耐容線量と腫瘍致死線量」
表1に正常組織耐容線量の例がある。
・『放射線利用の基礎知識』 東嶋 和子/著 講談社 2006.12
p228 放射線による治療について
・『知りたい!医療放射線』 早渕 尚文/編 慧文社 2008.4
p25~ 「放射線の人体への影響」に細胞や臓器などに対する影響が記載されている。
・『あなたと患者のための放射線防護Q&A』 草間 朋子/著 医療科学社 2005.10
防護中心に書かれている資料だが、その関連として影響についても記述がある。
・『こんな放射線科はもういらない』 名取 春彦/著 洋泉社 2009.2
p36~ 放射線治療に対するリスク。ただし数値的なものはなし。
・『放射線医療 CT診断から緩和ケアまで』
p94~96 「放射線治療が原因で起こる二次がん」
放射線治療を受けた人が二次がんになる確率が載っている。定量的データはなし。
・『放射線治療がよくわかる本』 大川 智彦/著 小学館 1998.7
p60~63 一日あたりの線量
・『知っていますか?医療と放射線』 放射線医学総合研究所/編 丸善 2007.3
p23~25 「9、放射線の単位 シーベルト=実効線量(sv)」
同じエネルギーを受けても、放射線の種類やあたる場所(臓器)によって人の健康への影響は異なる。放射線の種類やあたった臓器ごとの影響の違いを考慮に入れた単位がシーベルトである。
p25 身の回りの放射線量の図あり。
p91 放射線の量と細胞の死ぬ割合の図あり。定量的ではない。
・『放射線安全管理学』 三浦 正/編著 コロナ社 2004.5
外部被ばくについて記述あり。