レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2012/03/02 16:53
- 更新日時
- 2012/08/01 19:08
- 管理番号
- 神戸図ー306
- 質問
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インドの女性の結婚年齢
- 回答
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『世界大百科事典10』(改訂新版 平凡社)の 「婚姻」の項には国別に記述がある。
インドは「1930年代には女性の法的地位の向上が強く叫ばれて、ヒンドゥー法の改革の議論が始まり、それは独立後55年のヒンドゥー婚姻法The Hindu Marriage Actによって達成された。(中略)その後73年には婚姻年齢を男が21歳、女が18歳に引き上げ」とある。(P613)
「日経テレコン」で検索すると
『AERA』掲載の記事「インド発アラブ行 花嫁売買ロード」(1991年10/15号P65)には花嫁売買された11歳の少女の例が記されており「インドの法律では、女性は18歳にならないと結婚できないが、アミーナのようなイスラム教徒には適用されず、初潮があれば適法とされる」とある。
- 回答プロセス
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『焼かれる花嫁:インドの結婚』
『花嫁を焼かないで:インドの花嫁持参金殺人が問いかけるもの』
にはインドの児童婚、花嫁虐待の実態が書かれているので参考資料として紹介。
- 事前調査事項
- NDC
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- 政治.経済.社会.文化事情 (302 8版)
- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382 8版)
- 参考資料
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- 『焼かれる花嫁:インドの結婚』ジャミラ・ヴァルギーズ著 三一書房 1984刊
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『花嫁を焼かないで:インドの花嫁持参金殺人が問いかけるもの』謝秀麗著 明石書店 1990刊
- キーワード
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- インド
- 女性
- 結婚
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 内容種別
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000102415