レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2014/12/21 16:00
- 更新日時
- 2015/11/05 14:13
- 管理番号
- 折尾分館10
- 質問
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解決
義理の弟が亡くなったので、喪中欠礼状を出すかどうか迷っています。一般的にはどうなのでしょうか。
- 回答
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同居していない場合は一般的には出す必要はないと思われます。
一般に、喪中の範囲と言われているものは、最大二親等までだと言われています。
一親等である両親(義理の両親)・配偶者・子どもと、二親等である祖父母(配偶者の祖父母)・兄弟姉妹(配偶者の兄弟姉妹)・孫ですが、同居していない祖父母、配偶者の祖父母、配偶者の兄弟姉妹の場合は、欠礼としないというのが多いようです。
しかし、喪中欠礼状を出すか出さないかは、自分が喪に服したいかどうかですので、心情的に喪に服したいというのであれば、欠礼状を出しても構わないということになります。
- 回答プロセス
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「はがき」「分類816」をキーワードに業務端末で検索すると自館所蔵の資料が6件ヒットしました。
その中で喪中欠礼について記載されている資料を探すことにしました。『はがき文例集』に喪中の範囲が記載されていました。
次に冠婚葬祭(分類385)の書棚に行き、葬儀後の手続き関係の本を見ることにしました。
『葬儀後の手続きと届け出』『葬儀・法要・相続』の早わかり百科』に年賀欠礼の目安となる親族の範囲が記載されていました。
また、インターネットで「年賀欠礼」をキーワードに検索すると、葬儀屋の「年賀欠礼 よくあるご質問」の中に同様の質問がありましたので、参考にしました。
- 事前調査事項
- NDC
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- 文章.文体.作文 (816 9版)
- 通過儀礼.冠婚葬祭 (385 9版)
- 参考資料
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- 『はがき文例集』 川崎キヌ子監修 日本文芸社 2006年 <816.6/ハ>(56頁) , ISBN 4-537-20481-8
- 『最新版 葬儀・法要・相続の早わかり百科』 勝見暘一監修 主婦と生活社 2007年 <385.6/シ>(160頁) , ISBN 978-4-391-13357-8
- 『葬儀後の手続きと届け出百科』 葬儀霊園文化研究会編 日本文芸社 2008年 <385.6/ソ>(87頁) , ISBN 978-4-537-20649-4
- 年賀欠礼 よくあるご質問(www.osoushiki-plaza.com/mosimo/faq-nenga.html)
- キーワード
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- はがき
- 喪中
- 年賀欠礼
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000165177