①『はじめての株式投資』では、「5-3 ローソク足をマスターしよう」で種類について触れており、「ローソク足は、期間のとり方で呼び名が変わります」と述べ、「一日の値動きを表すものは日足、一週間の値動きを表すものは週足、月の値動きを表すものは月足」、そのほかに「一時間足、五分足などもあります」と記述している。また、2本のローソク足の組み合わせパターンを図で説明し、どのような状態が株式の「売りどき」または「買いどき」かを説明している。さらに、「5-4 移動平均線を活用しよう」では、ローソク足と移動平均線の位置関係を分析して株式の売買のタイミングを見極める方法についても述べている。
②『お金に愛される真・投資術』では、「覚えておきたい用語集」として「ローソク足」の項目があり、「特定の期間の高値、安値、始値、終値を表記できる」もので「1日の期間であれば日足と呼び、1日の取引時間中の株価の値動き」を表していることや、ローソク足を構成している「陽線」「陰線」「ヒゲ」などの名称や意味について説明している。また「覚えておくべきローソク足の種類」他の項目にて、「陽線」と「陰線」、「寄引同時線」に関して、覚えておくべき形をまとめ、それぞれの読み解き方について説明している。また、「明けの明星」や「宵の明星」など、複数のローソク足の組み合わせパターンの中で重要なものや、ローソク足の集合体であるプライスアクションのパターンをまとめ、それらが株式の売買において「売り」と「買い」のどちらのタイミングを表しているのかを説明している。
③『誰でも学べば一生役立つ投資の基本技術』の「4章 ダウ理論で値動きを分析する」では、金融投資において基礎となる考え方の一つである「ダウ理論」での分析方法を説明しており、ローソク足の各部位の名称や、値動きの読み解き方についても詳しく触れている。またローソク足については、同章内の「01 ローソク足の構造を理解する」にて、種類について書かれており、「ローソク足は、一定時間の値動きについて、4つのタイミングの値段を記しています。この一定時間は、1日、1週間、1カ月などがあり、それぞれのローソク足は日足、週足、月足と呼ばれています。1日より短いものには、1時間(1時間足)や5分(5分足)、1分(1分足)などもあります」と記されている。
④『株価チャートの鬼100則』では、資料全体を通して、株式の売買のタイミングをローソク足チャートによって判断する方法について述べている。特に第2章から詳しく書かれており、ローソク足の様々なパターンの読み解き方について、項目ごとに説明している。
⑤『最新株・証券用語がよ~くわかる本』では、ローソク足とは「黒白のローソクのような形状と上下に伸びるヒゲで株価の動きを示した」ものであることや、「陽線」「陰線」「横線」といったローソク足に関する用語の説明などが、簡潔に述べられている。また、ローソク足の種類についても触れられており、1本のローソク足が「1日分の株価の動き」を示すものを「日足」、「1週間分の株価の動き」を示すものを「週足」と呼ぶと記されている。このように、ローソク足は期間によって種類が分けられ、ほかに「分足」「月足」「年足」などがあると書かれている。