レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013年11月30日
- 登録日時
- 2014/02/14 10:12
- 更新日時
- 2014/02/24 11:09
- 管理番号
- 中央-1-00692
- 質問
-
未解決
フランス産業革命の頃の公娼の値段を知りたい。
- 回答
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フランス産業革命の頃(1830年代)の公娼の値段の書かれている資料は見つからなかった。参考までに、違う年代について書かれている以下の資料を紹介した。
・『娼婦』アラン・コルバン著 藤原書店 1991年
…p102に、1871年~1914年頃の内容で「下級娼家で2~3フラン、1級・2級にランクされる所で5、10、20フランといったところである」という記述あり。
・『パリ、娼婦の館』鹿島茂著 角川学芸出版 2010年
…p126に、「1920~30年代にかけての時代は、平均して5~6フランといったところ。当時の1フランというのは現在の貨幣価値に換算するとだいたい700円前後」という記述あり。
・『娼館の黄金時代』A・ブーダール著 河出書房新社 1993年
…p51に、「1929年、ル・ムーラン・ギャランの内部規則料金は5フラン25。そのうち2フラン50は店がとり、2フラン50女に支給される」という記述あり
・『十九世紀パリの売春』アレクサンドル・パラン=デュシャトレ著 法政大学出版局 1992年
…p134に、1936年頃の話で「売春婦は女将に10~50フランの上がりをもたらさなければならない」という記述あり(値段ではない)。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 社会.家庭生活の習俗 (384)
- 社会病理 (368)
- 参考資料
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000149218