レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 登録日時
- 2018/12/23 15:06
- 更新日時
- 2019/01/21 15:31
- 管理番号
- 津山市2016-109
- 質問
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解決
津山地域ではお盆のお墓まいりにどのような供物を供えるか調べたい。
- 回答
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『岡山県史16 民俗Ⅱ』(岡山県発行S58年 p194)によれば「(お墓参りの)供え物は、水の子といって、ナスを小さいさいの目に刻み、米を混ぜたものが広くみられる。餅、団子、菓子、瓜、西瓜、うどん、そうめんなどを供える。」
また『美作の民俗』(吉川弘文館発行S38年 p307)によれば「ハツ盆13日。株内のものは提灯、団子、ソウメンを持って墓に行く。墓では迎え団子を供え、火を焚く(冨村重定)
墓参り14日。盆例ともいい、線香、水、米を持って株内の墓に行く」とある。
- 回答プロセス
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津山市立図書館所蔵の民俗関係資料、市史・町誌などを調査。
『加茂町史』(加茂町 S55年)、『勝北町誌』(勝北町 H3年)、『久米町史』(久米町教育委員会 S59年)には特に記載がなかった。
「水の子」についてはその他に言及されている資料が見つからなかったが、当館職員からの聞き取りでは地域差があるもよう。
- 事前調査事項
- NDC
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- 風俗史.民俗誌.民族誌 (382 8版)
- 参考資料
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- 岡山県史編纂委員会『岡山県史第16巻』1983年. p. 194
- 和歌森 太郎『美作の民俗』吉川弘文館, 1974年. p. 307
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000249161