レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年09月11日
- 登録日時
- 2023/09/11 16:27
- 更新日時
- 2023/10/10 11:20
- 管理番号
- 20230911-1
- 質問
-
解決
先進国の高齢化率の推移を数値で知りたい。
- 回答
-
以下の資料が見つかった。
URLの参照日はすべて2023年9月11日である。
なお、高齢化率とは「総人口、または、ある地域の人口に、65歳以上の高齢者人口が占める割合」とされる。
"こうれいか‐りつ【高齢化率】", デジタル大辞泉, JapanKnowledge, https://japanknowledge.com
<世界銀行>
65歳以上人口比率データを参照した。
Population ages 65 and above (% of total population)
https://data.worldbank.org/indicator/SP.POP.65UP.TO.ZS
上記URL画面右側のDownloadよりExcelをダウンロードすると、「Data」シートに265カ国と世界平均値の65歳以上人口比率の記載あり。
ExcelのE列以降に、1960年~2022年まで1年単位で65歳以上人口比率の値を参照できた。
<国際連合>
https://population.un.org/wpp/
https://population.un.org/wpp/Download/Standard/Population/
「Percentages」の「Population Percentage by Select Age Groups - Both Sexes」をExcelでダウンロードして1950~2100年の予測値を含めた5歳ごとの人口比率を参照できる。
→「65+」以降の5歳区切りの数値を足し合わせる作業が必要になるため、単純に65歳以上の人口比率を知りたい場合は世界銀行のデータが簡便である。
<高齢社会白書(内閣府)>
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/index-w.html
『令和5(2023)年版 高齢社会白書』p.6~p.8に「高齢化の国際動向」について記載あり。
数値の出典元は国際連合の「World Population Prospects:The 2020Revision」、日本の高齢化率数値は「国勢調査」(2025年以降は国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(令和5年推計)」)を使用している。
<参考図書>
『世界国勢図絵2022/2023』
本館所蔵:(中央)5階_参考 請求記号:350.9 - Se22 - 2022/2023
p.61~62 表2-7 人口高齢化の推移と予測(Ⅰ)(Ⅱ)
→1980年、1990年、2000年、2010年、2021年、2030年、2050年の%を記載。
『世界人口予測1950→2100』
本館所蔵:(中央)5階_参考 請求記号:358 - Ko51 - 別-2
5歳ごとの人口数(%でない)掲載あり。
国別だけでなく、先進地域や発展途上地域、最貧国、高所得国、中所得国、低所得国などの分類でも集計されている。
上記の分類による国の内訳はp.xix~xxviiiに記載あり。
なお、所得による国の分類は、世界銀行の所得階層分類に基づく旨の記載があった。
『国際連合世界統計年鑑』
本館所蔵:(中央)5階_参考 請求記号:350.9 - Ko51 - 2021
p.13~33「人口、地表面積および人口密度」の表に、地域別・国別で、0~14歳、60歳以上の2区分だけ人口比率を掲載している。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
-
- 統計 (350)
- 参考資料
- キーワード
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- 人口
- 高齢者
- 高齢化率
- 先進国
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000338474