レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年06月23日
- 登録日時
- 2019/09/05 14:36
- 更新日時
- 2020/03/24 16:17
- 管理番号
- 埼久‐2019-060
- 質問
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解決
久留米藩の幕末の歴史について書かれている本が知りたい。特に、有馬氏について書かれているものがよい。
- 回答
-
以下の資料と情報を紹介した。
1 図書
『藩史総覧』(新人物往来社 1977)
p377-379「久留米藩」藩史について記述あり。
『藩法集 11 久留米藩』(藩法研究会編 創文社 1973)
久留米藩で発せられた藩法を所収。
p3-5 「久留米藩法集解題」あり。
p6-11 「久留米藩概説」に有馬氏に関して記述あり。
『国史大辞典 1 あ-い』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1979)
p346-347「ありまし 有馬氏」 筑後国久留米藩主の概略と系図あり。
p349に「ありまよりとお 有馬頼永」あり。
『国史大辞典 4 き-く』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1984)
p947-949「くるめはん 久留米藩」久留米藩の概略について記述あり。
p949「幕末諸隊」久留米藩が幕末に行った軍事組織についての記述あり。
『久留米藩 筑後平野に広がる九州の要路、米藩久留米。偉人才人が多数輩出し、人・もの・文化の華ひらく。』(林洋海著 現代書館 2010)
久留米藩前史や有馬・久留米藩の誕生から久留米藩の終焉までが記されている。「有馬氏の入城」「奇矯な歴代藩主たち」や、十代藩主有馬頼永について書かれた「「内・外同志」の三十年にわたる対立」などあり。
p206「参考および引用資料」「写真および図版引用」の一覧あり。
『新編物語藩史 11』(新人物往来社 1975)
p157-192「久留米藩」の章あり。久留米藩の歴史や歴代藩主の藩政に関する記述、久留米藩領国図、久留米藩の概略、主系図、年表あり。
巻末索引p412「久留米藩」の章を対象とした索引あり。
『物語藩史 第二期 7 九州の諸藩』(児玉幸多[ほか]編 人物往来社 1966)
p87-152「久留米藩」の章あり。久留米藩の歴史に関する記述、久留米藩領国図、系図及び年表あり。
巻末索引p3-4「久留米藩」の章を対象とした索引あり。
『西南諸藩と廃藩置県』(長野暹編 九州大学出版会 1997)
p41-70「久留米藩における役高と諸割賦」に、正徳期から寛政期までの久留米藩の財政について記述あり。
2 雑誌
「久留米藩」(『歴史読本 別冊 24 江戸三百藩藩主総覧』p331-332 新人物往来社 1997)
p332「幕末維新期の藩政」1844年から1871年までの歴代久留米藩藩主の藩政についての記述あり。
3 インターネット情報
《WHOPLUS》(日外アソシエーツ)
「有馬頼永」の職業・肩書や経歴などについて記載あり。有馬頼永について掲載されている事典類の紹介あり。
「有馬慶頼 ありまよしより」に「別名=有馬頼成(ありまよりしげ)、有馬頼咸(ありまよりしげ)」とあり。略歴と有馬慶頼について掲載されている事典の紹介もあり。
- 回答プロセス
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1 《Google》(http://www.google.co.jp/ Google)を〈久留米藩〉で検索する。
《ウィキペディア》(https://ja.wikipedia.org/ ウィキメディア財団)
「久留米藩」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E7%95%99%E7%B1%B3%E8%97%A9)
「有馬頼咸」(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%89%E9%A6%AC%E9%A0%BC%E5%92%B8#%E5%B9%95%E6%9C%AB%E3%81%AE%E4%B9%85%E7%95%99%E7%B1%B3%E8%97%A9)
2 1の参考文献を確認する。
3 自館目録を〈有馬〉〈有馬頼咸〉〈久留米藩〉で検索する。
4 《WHOPLUS》(日外アソシエーツ)を〈有馬頼咸〉〈有馬頼永〉〈有馬慶頼〉〈有馬頼永〉で検索する。
5 参考図書を調査する。
6 《福岡県立図書館ウェブサイト》(https://www2.lib.pref.fukuoka.jp/?page_id=398 福岡県立図書館)
「調べてみんね、よかコツ福岡」(https://www.lib.pref.fukuoka.jp/hp/kyoudo/page/pf.html)を確認する。
7 《CiNii Articles》(http://ci.nii.ac.jp/ 国立情報学研究所)を〈福田栄次郎 & 久留米〉〈福田栄次郎 & 有馬〉〈波多野皖三 & 久留米〉〈波多野皖三 & 有馬〉で検索する。
(注)福田栄次郎は、『国史大辞典 1 あ-い』の「ありまし 有馬氏」の著者。波多野皖三は、「ありまよりとお 有馬頼永」の著者。
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2018年06月23日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 日本史 (210 9版)
- 九州地方 (219 9版)
- 法制史 (322 9版)
- 参考資料
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- 『久留米藩』(林洋海著 現代書館 2010) , ISBN 978-4-7684-7118-0
- 『新編物語藩史 11』(新人物往来社 1975)
- 『物語藩史 第二期 7 九州の諸藩』(児玉幸多[ほか]編 人物往来社 1966)
- 『西南諸藩と廃藩置県』(長野暹編 九州大学出版会 1997) , ISBN 4-87378-482-4
- 『藩史総覧』(新人物往来社 1977) , ISBN 4-404-00856-2
- 『藩法集 11 久留米藩』(藩法研究会編 創文社 1973)
- 『国史大辞典 1 あ-い』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1979) , ISBN 4-642-00501-3
- 『国史大辞典 4 き-く』(国史大辞典編集委員会編 吉川弘文館 1984) , ISBN 4-642-00504-8
- 『歴史読本 別冊 24 江戸三百藩藩主総覧』 新人物往来社 1997)
- キーワード
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- 久留米藩
- 日本-歴史-江戸末期
- 福岡県-久留米市-歴史
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000261000