レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2013/07/02
- 登録日時
- 2015/02/14 00:30
- 更新日時
- 2015/02/18 10:22
- 管理番号
- 所沢富岡-2014-009
- 質問
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解決
埼玉県所沢市にある「富岡」の地名の由来について書かれたものを探している。
- 回答
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富岡地区は所沢市の北方に位置しており、現在は北中、岩岡町、北岩岡、所沢新町、神米金、中富、下富の地区で構成されています。
地名は、明治21年に町村制が公布されたのを受け、明治22年に町村合併が行われた際、中富、下富の「富」と北岩岡の「岡」を取って命名されたことに由来します。
以下の資料に記述が見られます。
〇『ところざわ歴史物語』 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2006年
〇『所沢市史 下』 所沢市史編さん委員会/編 所沢市役所 1992年
〇『所沢市史 地誌』 所沢市史編纂委員会/編 所沢市 1980年
〇『角川日本地名大辞典 11』 「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1980年
- 回答プロセス
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1.所蔵資料の内容確認
〇『ところざわ歴史物語』 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2006年
p185 「富岡地区の歴史」に、富岡の地名の由来あり。「明治22年の合併時に、中富・下富の「富」と北岩岡の「岡」をとって命名された。」と記述あり。
〇『所沢市史 下』 所沢市史編さん委員会/編 所沢市役所 1992年
p152 「新町村の誕生」の項に、「富岡村は「合併村中ノ名称ヲ折衷」したから、中下富村の「富」と、北岩岡村の「岡」を合わせたものである。」と記述あり。
△『とみおか』 富岡公民館40周年記念実行委員会 所沢市教育委員会 1996年
p8 明治22年に富岡村が誕生した際の地区の一覧が記載されている。
2.後日調査の結果、以下の資料にも、地名の由来に関する記述を確認することができた。
〇『所沢市史 地誌』 所沢市史編纂委員会/編 所沢市 1980年
p42 「所沢の地名」の項に、「富岡村=合併関係村中、大村に属する中・下富村と北岩岡村の名称を折衷。」と記述あり。
〇『角川日本地名大辞典 11』 「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1980年
p597 「とみおかむら 富岡村<所沢市>」の項に、「明治22年~昭和18年の入間郡の自治体名。-(中略)ー村名は合併各村のうち、中富・下富・北岩岡各村の合併地名による。」と記述あり。
△『所沢市史-近代史料Ⅰ-』 所沢市史編纂委員会/編 所沢市 1982年
p572 「明治二十一年 町村分合新村名選定につき答申書」に富岡村あり。
- 事前調査事項
- NDC
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- 関東地方 (213 9版)
- 日本 (291 9版)
- 社会教育 (379 9版)
- 参考資料
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- 所沢市史 地誌 所沢市史編纂委員会/編 所沢市 1980.3 213.4
- ところざわ歴史物語 所沢市教育委員会/編 所沢市教育委員会 2006.3 213.4
- 角川日本地名大辞典 11 「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編 角川書店 1980.7 291.033
- 所沢市史 下 所沢市史編さん委員会/編 所沢市役所 1992.11 213.4
- キーワード
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- 富岡
- 三富
- 所沢
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000167657