レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2017年01月12日
- 登録日時
- 2017/01/12 16:04
- 更新日時
- 2017/07/03 19:42
- 管理番号
- 塩尻339
- 質問
-
解決
小正月に使う十二書き(ジュウニガキ)とはなぜ十二なのか?
- 回答
-
【資料1】P46樫の木またはモチの木を二つに割って十二月あるいは十二(閏年には十三)と書く。との記述あり。
【資料2】P57、P149、P194、P197、P294に「ジューニガキ」の記述あり。P197にはまきに十二本線を書いて、各入り口にさす。そうすると邪気が入り口を通るときその線を数え、頭が悪いので数えきらないうちに夜が明けてしまい、退散していくと信じられている。との記述あり。
【資料3】P597 節分の章に記述あり。
【資料4】十三月の記述あり。奈良井では十三月と書く。鬼をだますためだという。贄川では(十二)だけ書くようだ。
【資料5】P199に記述あり。
【資料6】P103 十二月の写真あり。
【資料7】P451に記載あり。P798には節分の厄除けかざりとして塩尻市では魚の頭と一緒に飾る習俗ありとの記述あり。P833にも記述あり。
【資料8】P248に記述あり。
- 回答プロセス
-
十二書きがわからなかったのでデータベースの「ジャパンナレッジ」で検索する。「ジャパンナレッジ」では『正月一五日の小正月の飾りに用いる割り木。その内側に一二月の文字や、一二本の線を書く。新木(にゅうぎ)』とある。
"じゅうに‐がき[ジフニ:]【十二書】", 日本国語大辞典, JapanKnowledge, http://japanknowledge.com, (参照 2017-01-12)
り。
- 事前調査事項
- NDC
-
- 年中行事.祭礼 (386)
- 中部地方 (215)
- 芸術政策.文化財 (709)
- 参考資料
-
-
【資料1】田中宣一, 宮田登 編 , 田中, 宣一, 1939- , 宮田, 登, 1936-2000. 三省堂年中行事事典 改訂版. 三省堂, 2012.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I024006990-00 , ISBN 9784385150734 -
【資料2】塩尻市誌編纂委員会/製作. 塩尻市誌 [第4巻 民俗・文化財・史資料等] 付図. [塩尻市], 1993.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I067415002-00 -
【資料3】片丘村誌編集委員会/編 , 片丘村誌編集委員会. 片丘村誌. 片丘村誌刊行会.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I059198256-00 -
【資料4】大島暁雄 [ほか]編 , 大島, 暁雄. 中部・北陸の民俗 長野県編. 三一書房, 1996. (日本民俗調査報告書集成)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002517330-00 , ISBN 4380965821 -
【資料5】松本市教育委員会文化課/編 , 松本市教育委員会. 新編松本のたから : 受け継ぎ伝える郷土の文化財. 松本市教育委員会文化課, 1998.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I067551695-00 -
【資料6】信濃毎日新聞社/編. 信州の民俗コレクション. 信濃毎日新聞社, 1982.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I010727493-00 -
【資料7】松本市 編 , 松本市. 松本市史 第3巻 民俗編. 松本市, 1997.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000002663411-00 -
【資料8】図録松本のたから. 松本市教育文化振興財団, 1988.
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000001-I011062649-00
-
【資料1】田中宣一, 宮田登 編 , 田中, 宣一, 1939- , 宮田, 登, 1936-2000. 三省堂年中行事事典 改訂版. 三省堂, 2012.
- キーワード
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000206238