レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年4月12日
- 登録日時
- 2023/06/15 10:56
- 更新日時
- 2023/10/04 16:10
- 管理番号
- 埼熊-2023-017
- 質問
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解決
太田文庵について知りたい。
『熊谷市史 資料編8 近代・現代3(妻沼地域編)』(熊谷市教育委員会編 熊谷市 2019)p177の荻野吟子の書状に「かく子の婚姻相手に中奈良大田文庵四男を紹介」とあった。
- 回答
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以下の資料を紹介した。
『熊谷史話』(林有章著 国書刊行会 1981)
p423「卓之氏の父は熊谷の人田中南谿の息で侗と云ひ、出でて中奈良村の太田家に養はれ文南(碑文には文庵)と號し医を業とした人である」とあり。
p209にも同様の記述あり。
『熊谷市史 調査報告書 その歩みと出会い 荻野吟子』(熊谷市教育委員会編 熊谷市 2023)
p70-71「30 一八七九(明治一二)年八月三〇日 荻野吟子より田中忠三宛書簡(田中かく子の婚姻相手に中奈良太田文庵四男を紹介)」とあり。本文と解説に関連記述あり。
p351「太田 昇平」に関連記述あり。
『田中かく子の生涯 明治の女丈夫 64通の手紙と訳文及び解説付き』(浅見徳男著 浅見徳男 2009)
p31-32 関連記述あり。
- 回答プロセス
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1 自館目録を〈太田文庵〉〈田中かく子〉〈田中覚子〉〈太田文庵〉で検索する。
2 《埼玉関係データベース》(https://www.lib.pref.saitama.jp/local/opac/search-detail.do?lang=ja 埼玉県立図書館)を〈太田文庵〉〈田中かく子〉で検索する。
3 人物に関する参考図書を確認する。
4 《国立国会図書館リサーチ・ナビ》(https://rnavi.ndl.go.jp/jp/index.html 国立国会図書館)を〈太田文庵〉で検索する。
5 荻野吟子関係資料を確認する。
『熊谷市史 調査報告書 その歩みと出会い 荻野吟子』(熊谷市教育委員会編 熊谷市 2023)
p351「太田 昇平」
「中奈良村(熊谷市)医師太田景雲(文庵)と高の次男に生まれる(中略)吟子は、昇平の弟(四男)を田中かく子の結婚相手として紹介している(30、35号)」とあり。長兄卓之に関する記述あり。
6 《国立国会図書館デジタルコレクション》(https://dl.ndl.go.jp/ 国立国会図書館)を〈太田文庵〉〈太田昇平〉〈太田卓之〉で検索する。
『熊谷史話』(林有章著 国書刊行会 1981)
p209「南谿氏の息、侗と云ふ人は出でて中奈良村の太田氏に養はれ文菴と號して医を業とした」とあり。
p423「卓之氏の父は熊谷の人田中南谿の息で侗と云ひ、出でて中奈良村の太田家に養はれ文南(碑文には文庵)と號し医を業とした人である」
7 熊谷市関連資料で田中南谿を確認する。
〈その他調査済資料〉
『おもかげ 田中かく遺稿』(田中かく著 〔1978〕)
『飯能市史 通史編』(飯能市 1988)
『飯能人物誌』(飯能人物誌編さん委員会 1970)
『熊谷人物事典』(日下部朝一郎編著 国書刊行会 1982)
『熊谷市史 後篇』(熊谷市史編纂委員会編 熊谷市 1964)
『熊谷の歴史を彩る 史跡・文化財・人物』(熊谷市立熊谷図書館美術、郷土係編 熊谷市立熊谷図書館 2011)
『飯能市郷土館研究紀要 2』(飯能市郷土館 20023)
ウェブサイト・データベースの最終アクセス日は2023年5月12日。
- 事前調査事項
- NDC
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- 貴重書.郷土資料.その他の特別コレクション (090 9版)
- 個人伝記 (289 9版)
- 日本 (281 9版)
- 参考資料
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- 『熊谷史話』(林有章著 国書刊行会 1981)
- 『熊谷市史 調査報告書 その歩みと出会い 荻野吟子』(熊谷市教育委員会編 熊谷市 2023)
- 『田中かく子の生涯 明治の女丈夫 64通の手紙と訳文及び解説付き』(浅見徳男著 浅見徳男 2009)
- キーワード
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- 太田 文庵(オオタ ブンアン)
- 埼玉県-熊谷市
- 田中 かく子(タナカ カクコ)
- 荻野 吟子(オギノ ギンコ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 個人
- 登録番号
- 1000334519