レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023/12/14
- 登録日時
- 2024/01/20 00:30
- 更新日時
- 2024/01/20 00:30
- 提供館
- 宮城県図書館 (2110032)
- 管理番号
- MYG-REF-230121
- 質問
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解決
泉屋休和の経歴について書かれた資料はあるか。伊達綱村の時代に、仙台藩に多額の寄付をした人物だと思われる。
- 回答
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下記の資料を案内しました。※【 】内は当館請求記号です。
資料1 田辺希文[ほか]編『伊達世臣家譜』第2巻, 宝文堂, 1975年【K288/タ6/2】
(第3輯)p.135 「奥田」の項
資料2 仙台市史編纂委員会編『仙台市史』第9巻(資料篇2), 仙台市, 1953年【K225/セ1-3/9A】
pp.243-244 「六二九 泉屋休和ニツキ書上写」
*出典は「〔正説群記十二〕 宮城県図書館旧蔵」
- 回答プロセス
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下記資料より「泉屋休和」は「奥田休和」と同一人物であることを確認した。
参考資料1 菅野正道「文化活動を通じて藩主との親密な交友関係を築いた「田丸庄左衛門」」『仙台商工会議所月報』No.299, p.11, 仙台商工会議所, 2011年【PK670/セ】
「(前略)四代藩主綱村の時に藩財政にかかわった泉屋(奥田)休和と田丸庄左衛門、薬種商の小西利右衛門などの豪商が南町に店を構えていました。(後略)」と記載があった。
参考資料2 横山秀哉「日光廟元禄修営の顛末」『日本建築学会論文報告集』66.2巻, pp.529-532, 日本建築学会, 1960年
URL https://www.jstage.jst.go.jp/article/aijsaxx/66.2/0/66.2_KJ00004443586/_pdf/-char/ja(最終アクセス日 : 2023/12/14)
p.532「(前略)若林友輔編「正説群記」には日光御修覆御用として家中百姓町人残らず御手伝を命ぜられた際、仙台南町の泉屋休和がその入用金20万両を3個年に献納したが尚5万両の不足がつげられ、都合25万両を上納した功により知行300石の士分に取立てられたとも伝えられている程である。」と記載があった。
- 事前調査事項
- NDC
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- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
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- 田辺 希文[ほか]/編 平 重道/解題. 伊達世臣家譜 第2巻. 宝文堂, 1975.9【K288/タ6/2】:
- 仙台市史編纂委員会/編. 仙台市史 第9巻. 仙台市, 1953【K225/セ1-3/9A】:
- キーワード
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- 奥田, 休和
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 人物
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000344950