レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2018年01月19日
- 登録日時
- 2020/12/16 17:01
- 更新日時
- 2021/03/11 16:52
- 管理番号
- 新県図-01440
- 質問
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解決
新発田衛戍病院と病院長を務めた坂定義について
- 回答
-
1.新発田衛戍病院
下記(1)~(8)の当館所蔵資料を調査したところ、下記(1)の資料に新発田衛戍病院に関連する記述がありました。
なお、「小竹コレクション絵葉書 新発田 社会・学校・風俗・民俗・戦争」[http://lib.city.kashiwazaki.niigata.jp/odake/shibata_b/1.html]に、新発田衛戍病院の写真が複数掲載されています。
(1)『新発田市豊栄市北蒲原郡医事衛生史』(新発田市豊栄市北蒲原郡医事衛生史編集委員会/編 新発田市豊栄市北蒲原郡医師会 1982)
p87~88「新発田衛戍病院」の項に簡易な年譜と歴代院長の名前が掲載されています。
また、p420~429「第1節 県立新発田病院」の項に、新発田衛戍病院の後進の新発田陸軍病院及び県立新発田病院の沿革に関する記述があり、そのうちp422には「衛戍病院の図」(昭和3年~8年頃)が掲載されています。
(2)『新発田連隊史』歩兵第十六連隊と新潟県人諸部隊の記録(野崎武/編 新発田連隊史刊行会 1984)
(3)『新発田市史』下巻(新発田市史編纂委員会/編 新発田市 1981)
(4)『にいがた医者の夜話』(蒲原宏/著 新潟雪書房 1993)
(5)『新潟県医学史覚書』(蒲原宏/著 新潟雪書房 1993)
(6)『平成28年度新潟県立新発田病院誌』移転新築10年記念号(新潟県立新発田病院/[編] 新潟県立新発田病院 [2017])
(7)『新潟県立新発田病院医誌』1~21号(新潟県立新発田病院/編 新潟県立新発田病院 1995~2015)
(8)『北越医学会雑誌文献総索引』明治20年(1887)-昭和7年(1932)(北越医学
会/編 北越医学会 1933)
2.病院長を務めた坂定義
上記(1)~(8)の当館所蔵資料を中心に調査したところ、上記(1)の資料に坂定義(資料では名前が「阪安義」とされています)が院長を務めた期間について記述がありました。また、当館所蔵の新潟県関係図書から新潟県出身または新潟県に影響を与えた人物を採録した人物索引「郷土人物索引データベース」(http://www.pref-lib.niigata.niigata.jp/Kyodo/)で「坂定義」などをキーワードに検索しましたが、該当の人物は見つかりませんでした。
なお、当館所蔵資料ではありませんが、下記(9)(10)の資料に坂定義に関する記述が見つかりました。いずれもインターネット上で閲覧することが可能です。
上記(1)の資料
p87~88「新発田衛戍病院」の項内「2 歴代院長名鑑」の表により、明治40年11月13日に「阪安義」が院長に就任し、明治44年11月22日に次の院長が就任しています。
(9)「時代と社会と未来を大きく見据えて(上)」(村口至/著 『厚生協会だより』第297号 宮城厚生協会 2009 p1~2)[https://www.m-kousei.com/media/files/kk/pdf/letter/297.pdf]
(10)『日本医籍録』(医事時論社/編 編医事時論社 1925) ※「国立国会図書館デジタルコレクション」[http://dl.ndl.go.jp/]から閲覧可能です。
[宮城県]p15(コマ番号:621)に生年やごく簡易な略歴が記載されています。
- 回答プロセス
- 事前調査事項
- NDC
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- 衛生学.公衆衛生.予防医学 (498 9版)
- 個人伝記 (289 9版)
- 参考資料
- キーワード
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- 新発田衛戍病院
- 坂定義
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 郷土 人物
- 質問者区分
- 登録番号
- 1000290805