レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2021/05/29
- 登録日時
- 2021/08/02 00:30
- 更新日時
- 2021/08/10 14:51
- 管理番号
- 秋田-2610
- 質問
-
解決
秋田県横手市増田町戸波地区の歴史や産業など、戸波地区について書かれている資料はあるか。
- 回答
-
以下の資料を案内。
①『角川日本地名大辞典 5』(角川書店、1980、290/カカ/郷)資料番号:129109104
②『日本歴史地名大系 5』(平凡社、1980、291.0/ヘニ/5)資料番号:111343521
③『増田町郷土史』(増田町教育委員会、1972、214.8/ママ/郷)資料番号:111326955
④『稲川町史』(稲川町教育委員会、1984、214.9/イイ/郷)資料番号:111326997
⑤『雄勝郡郷土史史料 第1輯』(雄勝郡小学校長会、1928、A214.9/3/1)資料番号:110770369
⑥『秋田民俗事典』(井上隆明/編、秋田経済大学雪国民俗研究所、1968、A380/15)資料番号:111512034
⑦『あきた 200号~211号』(秋田県広報協会、1979、A051/254/1979)資料番号129091187
⑧『日本大百科全書 3』(小学館、1985、R031/シニ/3)資料番号:110002086
⑨秋田魁新聞
・昭和35年1月17日朝刊6面「戸波ケラ 現代美術に生かしたい美術品 時の流れに押される元禄の伝統」
・昭和36年2月24日夕刊3面「シベやヘドロも 戸波の民芸品」
・昭和38年8月22日朝刊1面「戸波(増田)など8部落を指定 県単独の農業パイロット集落 県費で五割の補助 来月末メドに計画でき次第着工」
・昭和41年11月14日夕刊2面「早く新しい橋を 増田町の戸波橋 ランカンも落ちる」
・昭和42年2月2日夕刊2面「四百年の伝統守 増田町の戸波 民芸品作りに励む主婦たち」
・昭和54年7月23日朝刊11面「がんばってます18 戸波ゲラ 1日6~7枚を作る 民芸品ブームに乗り」
・昭和55年5月25日朝刊9面「民芸新鋭 母娘で伝統守り継ぐ21」
・昭和55年3月8日夕刊4面「郷土芸能 立派に受け継ぐ 11日に成果を披露 増田中 晴れの舞台へ特訓」
・平成7年7月24日朝刊16面「百万遍念仏講60年ぶり復活 巨大数珠回し 家内安全祈願 増田町戸波地区 50人が参加」
- 回答プロセス
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1.角川と平凡社の地名大事典を確認。
①『角川日本地名大辞典、5』(角川書店、1980、290/カカ/郷)資料番号:129109104
→ P899-901 「平鹿郡 増田町」の箇所に、戸波の成立年月日や世帯・人口数、民芸品や伝承についての簡単な記載あり。
②『日本歴史地名大系、5』(平凡社、1980、291.0/ヘニ/5)資料番号:111343521
→ P196 「戸波村 (現)増田町戸波」の箇所に、村の成立経緯や、自然環境産業についての記載あり。
2.郷土資料分類214(市町村史)に関する書架をブラウジング。下記資料該当。
③『増田町郷土史』(増田町教育委員会、1972、214.8/ママ/郷)資料番号:111326955
→ 写真掲載ページに、“鮭石(戸波、織田八左衛門氏庭)”と“巴里の写真展入賞作品 戸波の簑ボッチ(油谷写真館撮影)”の写真掲載あり。(頁の記載なし)
→ P1-3 “新石器時代”の箇所に、大正七年に戸波村で発見された竪穴住居趾についての記載あり。
→ P5-6 “戸波掵包含地”の箇所に、鮭石発見場所として戸波の記載あり。
→ P98-100 “戸波城”の箇所に、戸波、戸波氏についての記載あり。
→ P187-188 “岩崎藩への通路”の箇所に、戸波、岩崎道開鑿についての記載あり。
→ P427 “戸波、羽場の吸収合併”の箇所に、戸波の合併についての記載あり。
→ P467-468 “戸波岩崎道開鑿”の箇所に、開鑿についての記載あり。
→ P480-481 “狐ばやし”の箇所に、戸波の芸能についての記載あり。
→ P568-569 “増田町世帯調(昭和四十七年二月廿日現在)”の箇所に、住所、世帯主、家族構成の記載あり。
④『稲川町史』(稲川町教育委員会、1984、214.9/イイ/郷)資料番号:111326997
P329-333 “岩崎藩の成立”の箇所に、分国郷村調書に戸波村の記載あり。
P339-344 “地租改正の新旧判別”の箇所に、戸波村についての記載あり。
P344-350 “町村制と村”の箇所に、雄勝郡二五か町村の一つとして戸波についての記載あり。
P362-365 “明治十八年、稲庭沢目主要物産”の箇所に、戸波の串柿についての記載あり。その他にも主要物産調の表の箇所に戸波についての記載あり。
⑤『雄勝郡郷土史史料、第1輯』(雄勝郡小学校長会、1928、A214.9/3/1)資料番号:110770369
→ 「第三類(人文地理的のもの)駒形村」の箇所に、戸波部落の簑帽子及ケラについての記載あり。
3.⑤に記載のあった“えじこ”で日本大百科全書を確認。下記頁に記載あり。
⑧『日本大百科全書、3』(小学館、1985、R031/シニ/3)資料番号:110002086
→ P444 "えじこ"の箇所に、秋田県平鹿郡増田町戸波の"イズメコ"(秋田県ではえじこのことをイズメコとよんでいる)の写真掲載あり。
4.秋田県立図書館デジタルアーカイブにて“戸波”を検索。下記資料該当。
⑥『秋田民俗事典』(井上隆明/編、秋田経済大学雪国民俗研究所、1968、A380/15)資料番号:111512034
→ P15-16 「戸波ケラ(工・農)」の箇所に、増田町駒形の戸波部落産のケラについての記載あり。
⑦『あきた、200号~211号』(秋田県広報協会、1979、A051/254/1979)資料番号129091187
→ 1979年11月号 P19「手工探訪⑦戸波ゲラ」の箇所に、増田町戸波の“戸波ゲラ”についての記載あり。
⑨秋田魁新聞
・昭和35年1月17日朝刊6面「戸波ケラ 現代美術に生かしたい美術品 時の流れに押される元禄の伝統」
・昭和36年2月24日夕刊3面「シベやヘドロも 戸波の民芸品」
・昭和38年8月22日朝刊1面「戸波(増田)など8部落を指定 県単独の農業パイロット集落 県費で五割の補助 来月末メドに計画でき次第着工」
・昭和41年11月14日夕刊2面「早く新しい橋を 増田町の戸波橋 ランカンも落ちる」
・昭和42年2月2日夕刊2面「四百年の伝統守 増田町の戸波 民芸品作りに励む主婦たち」
・昭和54年7月23日朝刊11面「がんばってます18 戸波ゲラ 1日6~7枚を作る 民芸品ブームに乗り」
・昭和55年5月25日朝刊9面「民芸新鋭 母娘で伝統守り継ぐ21」
・昭和55年3月8日夕刊4面「郷土芸能 立派に受け継ぐ 11日に成果を披露 増田中 晴れの舞台へ特訓」
・平成7年7月24日朝刊16面「百万遍念仏講60年ぶり復活 巨大数珠回し 家内安全祈願 増田町戸波地区 50人が参加」
以下の資料も確認したが、記載箇所確認できず。
『平鹿地方 近代への出発、創立5周年記念誌』(平鹿地方史研究会、2013、214.8/ヒヒ/郷)資料番号:124492810
『横手市史、昭和編』(横手市、1981、214.8/ヨヨ/郷)資料番号:112131438
『横手平鹿総合郷土誌』(横手平鹿総合郷土史刊行会/編、東洋書院、1981、214.8/ヨヨ/郷)資料番号:111337176
『増田郷土史』(柴田熊蔵/編、東海林書店、1924、A214.8/17)資料番号:110769957
『秋田県史』『秋田大百科事典』『横手市史』
- 事前調査事項
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『増田町史』は調査済
- NDC
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- 総記 (0)
- 歴史 (2)
- 社会科学 (3)
- 参考資料
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- 角川日本地名大辞典5「角川日本地名大辞典」編纂委員会/編角川書店
- 日本歴史地名大系5平凡社
- 増田町郷土史増田町郷土史編纂委員会/編増田町教育委員会
- 稲川町史稲川町教育委員会/編稲川町教育委員会
- 雄勝郡郷土史資料第1輯雄勝郡小学校長会/編雄勝郡小学校長会
- 秋田民俗事典井上隆明/編秋田経済大学雪国民俗研究所
- あきた200号〜211号秋田県広報協会/編秋田県広報協会
- 日本大百科全書3小学館
- キーワード
-
- ケラ(ケラ)
- エジコ(エジコ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献調査
- 内容種別
- 一般,郷土
- 質問者区分
- 学生
- 登録番号
- 1000302570