レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2019/01/13
- 登録日時
- 2019/03/09 11:01
- 更新日時
- 2020/04/02 00:30
- 管理番号
- 相市-H30-17
- 質問
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解決
『嘉元記』の一部現代語訳が知りたい。
- 回答
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④と⑥の資料を提供した。
- 回答プロセス
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①『法隆寺史料集成 5』法隆寺昭和資財帳編纂所/企画 ワコー美術出版 1984
・巻頭の凡例によると「本書の解説に際して荻野仲三郎氏の『嘉元記解題』及び『法隆寺献納宝物』所収の「嘉元記」解説を参考とした」と、ある。
②『嘉元記』荻野 仲三郎/編 1936(国立国会図書館デジタルコレクション書誌ID:000000707667)
③『特別展 法隆寺献納宝物』東京国立博物館/編 東京国立博物館 1996【709.1 S24179749】
・訳文は確認できず。
●市内OPACで“嘉元記”で検索
④『寺院・検断・徳政』勝俣 鎮夫/編 山川出版社 2004【185.91 S22974166】
・p377-嘉元記についての用語集がある。
⑤『国史大辞典 第3巻 か』国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1983【R210.0 S02039345】
・p224-『嘉元記』に関する参考文献は載っているが、現代語訳が載っている資料かどうかは不明。
●該当箇所に記述されていた単語(“相撲”と“龍池”)と“嘉元記”で、Google Booksで検索。
⑥『論集中世の文学散文篇』久保田 淳/編 明治書院 1994
(→県内相互貸借で取寄せる。)
・p219-該当箇所の現代語訳と思われるものがある。
※【 】内は自館の請求記号と資料コードです。
- 事前調査事項
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『嘉元記』とは、法隆寺で働いていた人たちの日記のようなもの。
国立国会図書館デジタルコレクションで『嘉元記』は全文を読めるが、現代語訳が見つからず、質問者は以下①の国立国会図書館の資料の一部複写を持参して「現代語訳を知りたい」と来館された。
①『法隆寺史料集成 5』法隆寺昭和資財帳編纂所/企画 ワコー美術出版 1984
- NDC
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- 各宗 (188 10版)
- 参考資料
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- 『法隆寺史料集成 5』法隆寺昭和資財帳編纂所/企画 ワコー美術出版 1984
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『嘉元記』荻野 仲三郎/編 1936
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000707667-00 - 『特別展 法隆寺献納宝物』東京国立博物館/編 1996
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『寺院・検断・徳政』勝俣 鎮夫/編 山川出版社 2004
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000007504360-00 , ISBN 4634521903 - 『国史大辞典 第3巻 か』国史大辞典編集委員会/編 吉川弘文館 1983
- 『論集中世の文学散文篇』久保田 淳/編 明治書院 1994
- キーワード
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- 嘉元記
- 法隆寺
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介 事実調査
- 内容種別
- 言葉
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000252846