レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2023年05月17日
- 登録日時
- 2023/06/08 14:31
- 更新日時
- 2023/06/19 21:20
- 管理番号
- 県立長野-23-040
- 質問
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解決
『薫煙集(くんえんしゅう)』編者の酒井真如と長野市鬼無里の大龍寺との関係について知りたい
- 回答
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当館所蔵の『薫煙集』酒井真如編・刊1880【N913/72】は、大龍寺12世酒井真如が「亡師智真龍斎上人」の7周忌法要句集として編纂した資料。
『鬼無里村史』鬼無里村史編集委員会編 鬼無里村1967【N212/81】p.661に大龍寺の由緒書として「十一世学明院大阿闍梨竪者法印権大僧都智真 十二世酒井真如」との記述があった。
- 回答プロセス
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1 信州デジタルコモンズで公開している『薫煙集』を確認、酒井真如が大龍寺第12世の僧である記述あり。
2 句集が刊行された明治期において「大龍寺」が長野県内にいくつあったか、「長野県市町村市史目次情報データベース」[長野県図書館協会]で寺名で目次検索を行ったところ、鬼無里村及び北相木村に、併せて「信州地域史料アーカイブ」 [NPO長野県図書館等協働機構]では、更に上木島村(現木島平村)に記述があることがわかる。
3 所在地の村史を確認。『北相木村誌』菊地清人編 北相木村誌刊行委員会 1977【N223/36】、『木島平村誌』木島平村誌刊行会/編・刊1980【N213/58】に寺社名や由来の記述はあるが、僧についての記述はない。
『鬼無里村史』に該当氏名が記述されていた。(回答webサイト確認日:2023/06/08)
- 事前調査事項
- NDC
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- 寺院.僧職 (185)
- 詩歌 (911)
- 参考資料
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鬼無里村史編集委員会 編 , 鬼無里村 (長野県). 鬼無里村史. 鬼無里村, 1967.
https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I000001105058-00
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鬼無里村史編集委員会 編 , 鬼無里村 (長野県). 鬼無里村史. 鬼無里村, 1967.
- キーワード
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- 酒井真如
- 大龍寺
- 薫煙集
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 事実調査
- 内容種別
- 郷土
- 質問者区分
- 社会人
- 登録番号
- 1000334328