レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2014/02/13
- 登録日時
- 2014/03/13 00:30
- 更新日時
- 2014/05/04 14:59
- 管理番号
- 6000014862
- 質問
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解決
神社の拝礼の際に「二礼二拍手一礼」することが多いが、その由来について知りたい。
- 回答
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『神道事典』(弘文堂)によると、『神社祭式行事作法』に定められた宮司の拝礼作法の中に「二拝(再拝)二拍手一拝」が見え、一般の作法もそれを基準としているようです。
ただし、同書には、この作法も太平洋戦争後に一般化したとあり、また神社によっても別の拝礼作法をとるところもあると断わり書きがあります。
また『神道のしきたりと心得』(池田書店)には写真・解説に加えて、より丁寧な場合として、「拝礼の前後にお参りのあいさつ、終わりのあいさつといった気持ちを表す会釈を行います。これを揖といい、神前では上半身を四五度に折る深揖が最適」とあります。
- 回答プロセス
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神道の書架から関連書を調べた。
『神道事典』(弘文堂)には参拝作法という項目があり、そこに参考となる記述があったので見ていただいた。
『神社の見方』(小学館)には拝礼作法が写真で図解されていたので併せて紹介した。
- 事前調査事項
- NDC
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- 祭祀 (176 9版)
- 神社.神職 (175 9版)
- 参考資料
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- 『神道事典』 国学院大学日本文化研究所/編 弘文堂 (p236-237)
- 『神社の見方』 外山 晴彦/編 小学館 (p116-121)
- 『神道のしきたりと心得』 池田書店 (p88-91)
- キーワード
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- 参拝(サンパイ)
- 拝礼(ハイレイ)
- お参り(オマイリ)
- 神道(シントウ)
- 揖(ユウ)
- 深揖(シンユウ)
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- その他
- 質問者区分
- 一般
- 登録番号
- 1000150541